2005年2月
ポール福岡へ?
サンケイスポーツより抜粋させていただきました
P・マッカートニー、来年来日公演…“新家族”で初来日
 今度こそラストツアー?! 元ビートルズのポール・マッカートニー(62)が、来年2月に3年ぶり4度目の来日公演を行うことが17日、わかった。現在は欧州ツアー中で、昨年10月には新妻のヘザーさんとの間に女児が誕生するなど、公私ともに精力的だ。今回は「まだ行ってないところでやりたい」と話しており、東京・大阪を含めた5大ドームツアーを行う可能性も浮上している。
 やっぱり、また来るぞ! 2年前の前回公演時には「最後の来日」ともささやかれたポール。18日の誕生日で62歳になったが、公私ともに絶好調の勢いをかって、ファン待望の再来日が来年早々に実現する。
 関係者によると、ポールは今回の来日公演に際し「今までやっていないところも回りたい」と強く希望しているという。関係者は「年齢からいってもラストツアーを意識しているのでは」といい、前回公演では大阪で初めて公演したが、「今回は東京・大阪に加えて札幌・名古屋・福岡の5大ドームでの公演が行われる可能性もある」としている。これまでの来日公演以上の大規模なツアーとなりそうだ。

 老いてますます盛んだが、やはり2002(平成14)年6月に再婚した最愛の妻・ヘザーさんとの間に昨年10月、待望の女児が生まれたことが、一時はツアーからの撤退を示唆していたポールをムクムクと奮い立たせたようだ。現在は欧州ツアーの真っ最中。「太陽を追いかけて(アイル・フォロー・ザ・サン)」と銘打ったツアーで、1公演につき3〜4万人を動員している。
 
 今ツアーでは、これまでコンサートで演奏していないビートルズの曲を計6曲披露。ジョージ・ハリスンとポールが作った初期の「イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー」、ジョン・レノンがポールの曲で最も気に入っている「フォー・ノー・ワン」、チャールズ・マンソンが起こしたハリウッド女優、シャロン・テート惨殺事件以来、封印していた「ヘルター・スケルター」、英ロンドンのアップル本社屋上で行った“解散ライブ”で披露した「アイブ・ガット・フィーリング」などで、34曲中26曲がビートルズソングだ。

 さらに、公演中には現地の言葉で長めのトークも披露した。前回来日公演では「モウカリマッカ〜」「マイド〜」と大阪弁を連発したポール。来年は流暢な方言を各地で聞くことができそうだ。