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ビッグボディチーム誕生秘話その5「レオパルドン編」


さて、ペンチマン(カニベース)を仲間に加えたビッグボディチーム。
最後に仲間に加わるのは当然あの男である。
そう、超人タッグトーナメントで3回目の死を迎えた男、ウルフマンである。
が、しかし、死亡したウルフマンをどうやって仲間に加えるのであろうか…

ビッグボディ「さて、ウルフマンを仲間に加えに行くか。」

キャノン・ボーラー「待ってよ、いったいどうやってあの世へ行くんだい?」

ゴーレムマン「確かにそれが問題だ。」

ペンチマン「うーん、どうする?」

強力の神「心配無用じゃ。みんな。私を通してウルフマンと会話することができる!」

ビッグボディ「本当か? わざわざ超人墓場まで行くことを考える必要が無かったぜ!」

キャノン・ボーラー「じゃあ、早速ウルフマンと連絡をとってくれ!」

強力の神「ウム、それでは交信を始めよう!」

強力の神が交信を始めてからのウルフマンとの会話。

強力の神「ウルフ、ウルフマンよ… 私の声が聞こえるか…」

ウルフマン「ア、アンタは強力の神じゃないか… オレたちパワーファイタータイプの超人の最終目標ともいえるアンタがオレに何の用だ?」

強力の神「キン肉マンたちを陰ながら助けるためにビッグボディチームの一員として参加しないか?」

ウルフマン「そこの超人たちの正体を教えてくれたら考えてやるぜ。」

ビッグボディ「私はカナディアンマンだ。ウルフマン!」

キャノン・ボーラー「僕はスペシャルマンだよ!」

ゴーレムマン「オレはタイルマンだ!」

ペンチマン「カニベースだカニ!」

強力の神「ウルフマンよ、お前の知っている超人ばかりじゃ。これでもチームを組む気にはなれんか?」

ウルフマン「オレは3度死んで戦いのむなしさがわかったような気がするんだ。心に誓ったんだ。もう2度と戦わないと。」

ビッグボディ「ウルフマン、お前いつからそんな意気地なしになったんだ!オレとジェロニモのケンカを止めて、キン肉マンに命を与えて死んだウルフマンは何処に行ったんだー!!」

ウルフマン「カナディアンマン… オレは間違っていた。噛ませ犬としての汚名を返上するためにもオレは戦わなければならない!」

強力の神「おおっ! それではビッグボディチームに参加してくれるのか!」

キャノン・ボーラー「ウルフマン…」

ゴーレムマン「その言葉を待っていたぜ!」

ペンチマン「一緒に頑張ろうカニ!」

ウルフマン「もちろんだぜ!で、オレもみんなと同じ変身超人になるのか?」

強力の神「もちろんじゃ。合体の素材にいいものを選んである。」

一同「ゲーッ!これはドイツの戦車レオパルド!!」

強力の神「ウルフマンよ、お前の親友であるブロッケンJr.の祖国の兵器とお前が一時的に合体するのじゃ!今日から王位争奪編が終わるまでの間、お前はレオパルドンと名を変えるのじゃ!」

ウルフマン「わかったでゴワス。さあ、やってくれ!」

強力の神「よし、それでは開始する!」

ウルフマン「ウギャアアー! く、苦しい…」

4人「頑張るんだ! レオパルドン!!」

強力の神「他の仲間もお前と同じ様に変身したんだ!」

レオパルドン(ウルフマン)「グオゴゴゴゴ…」

強力の神「レオパルドンの誕生じゃ!」

レオパルドン「この大砲でどんな敵もイチコロだぜ!かかって来いでゴワス!」

4人「おめでとう! レオパルドン!!」

強力の神「それじゃあ、チームメイトも揃った所でチームリーダーから一言!」

ビッグボディ「キン肉マンたちのためにも決勝まで進出しようぜ!」

ビッグボディチーム「オーッ!!」

こうして勢ぞろいしたビッグボディチームの面々。
彼らの戦いの記録は皆さんの知っているとおりである。



管理人より

BBチーム誕生秘話シリーズ最終話です。こうして読み返してみるとこんなにも沢山送って下さって、いやあ…お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました!!
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