「草原で」
旅に出てから幾日かが過ぎて
家路も近くなっている
とてつもなく好きだったという記憶は
今でも鮮やかなのに
なぜか気持ちが
少しずつ薄らいでいくのを感じている
このままずっと帰らないで
君に会わないでいれば
辛さはなくなってしまうだろうか
草原をひとり歩いた
日差しが強くて暑いけど
なぜか心地よい
だけど広大な自然とのどかな時間を
独り占めして気づいたことは
結局いつもひとりぼっちだということ
そして君のことを忘れられないということ