卵の番人




私にとっては未知の領域であるノルウエイ映画ということで
少々興奮しながらシネテリエ天神のレイトショーで見たモノだ。
最近レンタルビデオで再度見たがやっぱり面白い。

とにかくこの映画にはグッドなセンスと上品なユーモアが満載されており、
しかもそれらが何かを示唆していたり、いなかったり、
そこがまた味わい深い。
服とかインテリアの隅々まで私好みであるが、
特に不思議な階段(御覧になれば分かる)には絶句してしまった。

どの作品にもなかなか満足しない私だが、この映画には迷わず100点を与えよう!
単調な生活を送る爺様たち、風船で卓球するおじさんなど、
登場人物は皆チャーミングであるが、
私のお気に入りは、コンラード役のスウェーデン人俳優、レイフアンドレ氏である。
とても不気味なエッグコレクターであるが、これがなかなか可愛い!

次は是非ミルクセーキを飲みながらこの御伽噺のような映画に浸りたいと思う。


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