どうやって作るの?
彫刻の方法は”サンドブラスト”という技法です。圧縮空気(約8kg/cu) と一緒に酸化アルミナという粉体をガラス面(この場合はワインボトル) に吹き付けます。そうすることで滑らかなガラス表面が”スリガラス”状 態になります。長い時間吹き付けているとガラスが深く切削されて彫刻 した様な状態になります。絵柄や文字を彫るには、その部分が削れな いように特殊なテープでマスクをします、球体のような3次曲面にはマス キングも大変ですが、ボトルには比較的簡単に貼れます。 |
1:とりあえずは原稿を元に・・・ フリガナは絶対に必要ですね-。 |
ワインボトルはガラスの厚みも十分で、マスキングも簡単、素材としても 適しています。使用するボトルは”カルロ・ロッシ”もしくは細めのワインボト ルを使います。手に入り易く、コルク栓ですから保存状態を保って何年か 寝かせてやるのもいいかも知れません。モチロン空けて飲むのも楽しみ ですね。出生祝いなどは「20歳の記念に飲んでね」とか付け加えると GOODです。それにしても20年も日当たりの良いところにでも飾っといたら、 酢に変身するかもしれませんね。”一番北側の部屋の押し入れ”が適し ているそうですが、皆さんどうやって保存していらっしゃいますか? |
2:パソコンでデザインします。 |
3:シートを切り抜きます。 |
4:ボトルにキレイに貼り付けます。 これで作業の七割は終わり。 |
5:ブラストしたところ、 シートがちぎれる寸前まで切削します。 |
6:そのまま塗装します。深く彫れているのが解るでしょうか?。 |
7:シートを剥いで、出来あがり。あとはリボンでちょっとしたデコレーション。 |
うわー、まるで職人みたいだな。