喪服のカビについて
喪服は、いつも着るものではありませんので、タンスの中で忘れられています。
しかし、いざ必要になったとき出してみるとカビだらけ
いっしょに入れてある着物はカビていないのにと大慌てされるお客様がいらっしゃいます。
今の胴裏は、防カビ加工がしてあるので、カビは表に集中して現れます。
これは、きれいな黒にするためのコーティングの中に、水ははじくけれども
活性化した水蒸気を取り込む性質があるからです。
今の家は、昔と違って気密性が高いので、部屋の中の水蒸気がどうしても
タンスの中に入り込んでカビの原因になるのです。
一番良いのは、定期的にタンスから出して風を通すことです。
現在カビだらけの喪服については、
丸洗いカビ落としをして、きれいにすることができますが、一度カビが生えるとまた付きやすくなりますので、
湿気の多い中に3年も4年も放置せず、たまには風を通していただくことです。
風を通すと言ってもなかなかやらないのが現状です。ご相談ください。お力になれると思いますよ。
一部刊行物より