薬の副作用
すべての薬には副作用があります、副作用のない薬はありません。副作用はすべての人に出るわけではなく、
薬によって、または人によって異なり、軽い副作用は10人に一人から100人に一人の割合で、重症の副作用
は1000人から100万人に一人の割合で出現します。放置すると死に至る副作用は10万人から100万人に
一人の割合で出現します。薬を飲まれて湿疹や体の変調を来した人は直ちに服薬を中止し医師に相談して下
さい。また長期に薬を飲まれている方は副作用のチェックのため一ヶ月から三ヶ月に一度の採血による検査が
必要です。副作用が早期発見できれば投薬を中止し、他の薬に変更することなどによって副作用を防ぐことが
できます。医者の処方する薬は副作用があるからこそ医者の管理のもとに内服することが必要です。
副作用の少ない薬は医者の処方箋なしに薬局で買うことができます。しかしそれでも副作用が無いわけでは
ないので薬の注意書きには必ず薬によって体に変調をきたした場合や改善のきざしが見られない場合は
医者に相談するように書かれているはずです。
まれに『医者の処方した薬で副作用が出た、副作用の出る薬を出した医者はけしからん!!』
と怒る患者さんがいるようですが、これはまったくナンセンスな話で副作用があるからこそ医者が
処方して管理しているのです。副作用があれば医者に症状を訴えて薬の中止または他の薬に変更して
もらうこと、重症の副作用に対しては治療してもらうことが必要です。