リンクをしたかったのですがホームページが消えてしまいました、その一部を載せて看たいと思います。
ミネラルよもやま話
中国ではこの「云南白葯」に関する言い伝えがあります。さる昔、雲南省の山奥の村では「人食い虎」の被害で困っていました。農作物を荒らすだけではなく、ある時には子供までも襲うようにまでなりました。そこで村人は虎退治を計画し、大人たちが武器(もちろん銃なんて気の利いた物はありません)を持ち「人食い虎」を待ち伏せ、現れた虎に対し刃物で襲いかかり、かなりの重傷を負わせましたが残念ながらトドメを指す事が出来ず、逃がしてしまったそうです。村人たちは「あれほど重症を負ったのだから死んでしまうだろう」と考えていました。ところが!!、その虎が再び現れたのです。確かに前に現れた虎に間違いありませんでした。大きな傷跡が残っていたからです。再び村人は武器を持って虎を待ち伏せまし、またも重症を負わせはしましたが、またしても逃がしてしまいました。村人は「あれほど重症を負わせたのに、なぜ死ななかったのか」と疑問に思い、虎のあとを、虎が流した血痕を頼りに追跡して行くと、そこは、山深い谷で岩石がせせらぎで濡れている場所で虎を発見し、なんとそこで村人が見たものは、その虎が地面を盛んに舐めているところでした。その後、村人がその場所を観察すると虎ばかりではなく、傷ついた多くの動物も同様にその地面を舐める為にその谷に来る事が判りました。そこで村人は、その岩石を持ち帰り、それを砕き、粉にしました。傷を負った動物たちに効果があるのなら、きっと人間にも効果があるはずだ!!と考えたのは、医食同源をモットーとする中国人なら当然です。案の上、効果は抜群で、それ以来その村では「岩を砕いた粉」を薬として語り継がれ、さらにそこから中国全土に広がった物が、今の「云南白葯」との事です。 |
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土を食べる