第5講座  国語・道徳模擬授業
                 &野口芳宏先生の講評
@ 国語模擬授業(矢川正司氏)
A…4人 B…19人 C…4人 D…0人
〔Aの感想〕

・やわらかい矢川先生の口調をまねできたらなぁと思いました。
・いつもながら小学校の授業は丁寧だと思います。ありがとうございました。
〔Bの感想〕

・フロアーから発言しましたが,登場人物に対する捉え方がまだ納得できません。この教材に「すぎな」は出てこないと思います。植物だからとかそういう意味ではなく,「すぎなの子」=「つくし」だから,出てくるのは「つくし」一人だけだと思います。
・楽しそうではあった。
・小学校の先生の細やかな丁寧な授業が咲こうになりました。

・まとめが今ひとつわからなかったが,話し方などは参考になった。
・小2ってこんな風なのか…と思いました。先生の口調もやわらかいですね。
・小学校低学年の教材に載る詩でも,七・五調や体言止め,比喩が活用されている事に驚きました。野口先生のご指摘のように,上記の活用を児童に合わせて説明することで学年が進むにつれて確かな学力を構築できると思います。

・「小学2年生に教える」とても難しく感じました。絵などを使ってあって,ほのぼのしました。
・小学生はきっと元気に読んだんだと思います。楽しかったです。
・小学生低学年の授業は初めてなので,意図がよくわからなかったですが,野口先生のまとめが勉強になりました。

・矢川先生の話し方,発問の仕方がやわらかくてよかった。国語の指導の難しさがわかった。
・野口先生の解説が見事だった。矢川先生の指導言はとてもわかりやすかった。
・野口先生のまとめがとても参考になりました。
〔Cの感想〕

・ねらい,指導事項が見えにくい授業でした。矢川先生に音声を褒めていただきましたが「どこがどうよかったのか」褒めてほしかた。
・意図がわかりにくかったです。勉強させていただきました。
・国語としての教科の存在理由がわかりませんでした。

・野口先生が言われる通り,ねらいがよくわかりませんでした。自分は中学生を相手にしているもので,ギャップでしょうか?
A道徳模擬授業(山崎健二氏)
A…6人 B…14人 C…6人 D…1
〔Aの感想〕

・インパクトがあり,とてもいい資料だと思いました。私も発問を考えて,授業をしてみたいと思いました。
・私ならこの資料をどう使うだろう…と課題をいただきました。
・毎回,工夫のある授業で感心いたします。組み合わせとして,残された子どもの作文はどうかと思いました。

・資料の力がすごいです。どう受け止めるか,自分なりにしっかり考えていきたいです。
・資料の組み合わせの大切さを感じました。
〔Bの感想〕

・この教材で授業するとしたら…。難しいでしょうが,この読めない遺書から,この人の思いを読み取ることじゃないでしょうか。読めないからあきらめてしまっていいのでしょうか。そうではなく,人の思いを感じるということについて考えるきっかけの1つに。加えて,内容からどうしようもないけど家族を思う→今のあなたたちにできることは?
・インパクトは強かった。今後に期待します。
・教材の提示,発問や資料の工夫の必要さがよくわかりました。

・今回,取り上げて下さった資料は読むだけで心に響くものでした。事故の経緯,先生の思い,子どもたちの意見などをおりまぜるのも良いと思います。
・よい教材だと思います。使い方を工夫したいです。
・授業で実際にされたのを見ましたので,模擬授業では時間が短かったと思いました。しかし,桃崎先生の意見にも納得し,構成の難しさを感じました。

・いろいろと考えさせられる資料だった。使い方,活用の仕方で変わる資料だと思う。
・よくわからない。資料が本当に家族愛に限られるものか,冷静に扱うべきである。
・使わせている資料に引かれました。資料探し,教材作りはとても大変です。頂いた資料をうまく使って私も授業をしてみたいと思います。
〔Cの感想〕

・ねらいがわかりにくかった。
・私は資料から「死」をテーマにしたいと思いました。
・資料は,ああ,こんなものが残っていたんだと初めて知りました。飛行機の中で,こうやって亡くなっていったことを伝えることも大事だと思いました。活用の仕方や場面はいろいろあると思うのでそれは私自身考えていきたいと思います。

・ねらいがわかりませんでした。家族愛か(生命の尊厳?強い意志?)人間愛?発問など練り直してみたいものです。
・もっとたくさんの資料が欲しくて,もっと えたい感じがします。
〔Dの感想〕

・いろいろな先生がおっしゃっていたが,一時間の中で全く深まりのない道徳の授業になってしまう。