パンダの維持
ここではパンダの維持について考えてみましょう。・・・というか実際に私がしている維持方法になるんですけどね。
パンダは定期的な消耗部品と交換部品のチェック、そして予防メンテナンスが欠かせません。そこで私が購入時に考えたのは以下でした。
では、それぞれ考えて見ましょう。
これはどこまでを消耗品と考えるかで、程度が変わります。私は以下を消耗品としています。
ここで目を引くのはLLC(防錆)、バッテリー(オルタネーター、電装系保護)、CVTF(CVT保護)です。(
)内はその目的です。最近の国産車ではLLCなんてそう交換しません。パンダはエンジン、冷却系がどうも錆び易いです。錆びたら交換が簡単にできない部品があるので、LLCはまめに交換したした方がいいと思います。CVTFとバッテリーは考え方次第です。
ここで悩みどころはオイル、LLC、CVTF、バッテリーですね。グラフからこの悩みどころが分かります。
部品の多くは、ゴム(駆動用、液体用、気体用、機械用)、電気、機械、その他に分かれます。ここで注意するのは、駆動用(タイミングベルト、ドライブベルト[切れたらあっという間])、液体用ゴム部品(ラジエーターホース、燃料ホース、オイル系ホース)と電気系の部品(リレー、端子、センサー、駆動系)です。故障の影響があっという間に出るので、注意が必要です。
以外と影響が出にくいのが機械用ゴム部品(エンジンマウント、ブーツ[セレクタのみ]、ブッシュ類)と、機械部品(ウォーターポンプ、ベアリングなど)です。
車の部品に無駄な物はありません。どれも壊れたら何らかの不具合を起こします。部品が壊れる事で何が起こるのだろうか?そんな事を考えるとメンテナンスの仕方(具体的には必要な「お金」)が見えてくるのではないでしょうか?
ゴム部品は主に以下となります。
とはいえ、ゴム部品の維持はどのようにすればいいのでしょうか?ケミカル類を使用すると思いますが、どれがいいのかは良くわかりません。私は呉工業のラバープロテクタントを使用しています。これは安く、どこでも買えます。エンジンルーム内のチューブ類に定期的に吹き付けています。因みにエンジンマウントにも使えました。エンジンマウントは1万km程経つとあっという間に劣化して行きます。こういっては何ですが、ラバープロテクタントごときで延命化できるとしたら儲けものです。(ただし使用は自己責任でお願いしますね。)
燃費はエンジンの状態を表すバロメーターです。燃費はユーザーの乗り方によって大きく変わります。常にチェックすることで、異常に気がつきやすくなります。エアフィルターやプラグ、バキュームホース(これは最近知りました。)、燃料ホースの異常が分かりやすいですね。
実際に私の記録を見てみましょう。この青□部、赤□部はそれぞれバキュームホースと燃料ホースの異常を示しています。
青□部:高速道での燃費が、20km/Lを超えていません。また一般道での燃費は著しく悪化し、改善していません。
赤□部:明らかにどんどん燃費が落ちています。
燃費はドライバーの使用エリア、運転の仕方、で大きく変わります。普段の自分のパンダがどんな燃費がどのくらいか?これを知っておく事はとても重要です。燃費が悪い時は何かがあります。