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IWC年次総会での各国の投票態度
(2006年:カリブ海・セントクリストファー・ネービス)

 第58回IWC年次総会は、2006年5月26日から6月20日、カリブ海のセントクリストファー・ネービス(セントキッツ)で開催されました。同会合には、加盟国70ヶ国(内4ヶ国が新規加盟)うち67ヶ国が参加しました。

 本年度の新規加盟国は、捕鯨推進派のマーシャル諸島、カンボジア、反捕鯨派のイスラエル、今回は欠席しましたグアテマラの4カ国です。

 以下、その時の重要議案に対しての各国の投票態度を表にしてみました。

又、特別日本と政治、経済で関係が深いと思われる国をピックアップしてみました。それ以外の国は日本語表記名のアイウ順に並べてあります。

2005年(韓国・ウルサン)の会議の様子はここ

【日本と政治・経済で関係の深い国々】
 

無記名投票

沿岸小型捕鯨
(ミンク鯨150頭)

サンクチュアリ
(南大洋サンクチュアリ
撤廃提案)

セントキッツ宣言

国  名

賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権
日本

   

   

   

   
アメリカ  

   

   

   

 
イギリス  

   

   

   

 
イタリア  

   

   

   

 

オーストラリア

 

   

   

   

 
ドイツ  

   

   

   

 
フランス  

   

   

   

 

韓国

       

   

   
中国

       

       

ロシア

   

   

   

   

※サンクチュアリ・・・聖域、つまり、鯨を捕殺してはいけな海域

 

無記名投票

沿岸小型捕鯨
(ミンク鯨150頭)

サンクチュアリ
(南大洋サンクチュアリ
撤廃提案)

セントキッツ宣言

国   名

賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権
アイスランド

   

   

   

   
アイルランド  

   

   

   

 
アルゼンチン  

   

   

   

 
アンティグア・バーブーダ

   

   

   

   

イスラエル

 

   

   

   

 
インド  

   

   

   

 
オーストリア  

   

   

   

 

オマーン

 

 

     

   

 

オランダ

 

   

   

   

 
ガボン

   

   

   

   

カメルーン

   

   

   

   

ガンビア

   

   

   

   

カンボジア

   

   

   

   
ギニア

   

   

   

   

キリバス

       

   

   

グァテマラ

欠席

欠席

欠席

欠席

グレナダ

   

   

   

   
ケニア

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

コスタリカ

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

(欠席・投票権停止)

コートジボアール

   

   

欠席

   
サンマリノ  

   

   

   

 
スウェーデン  

   

   

   

 
スイス  

   

   

   

 
スペイン  

   

   

   

 
スリナム

   

   

   

   

スロバキア

 

   

   

   

 
セネガル

欠席

欠席

   

   
セントクリストファー・ネーヴィス

   

   

   

   
セントビンセント

   

       

   
セントルシア

   

   

   

   

ソロモン

   

   

   

   

チェコ

 

   

   

   

 
チリ  

   

   

   

 
ツバル

   

   

   

   
デンマーク  

 

     

 

   

トーゴ

(欠席・投票権停止)

   

   

   
ドミニカ

   

   

   

   

ナウル

   

   

   

   
ニカラグア

   

   

   

   

ニュージーランド

 

   

   

   

 
ノルウェー

   

   

   

   
パナマ  

   

   

   

 
パラオ

   

   

   

   
ハンガリー  

   

   

   

 
フィンランド  

   

   

   

 
ブラジル  

   

   

   

 

ベリーズ

 

   

   

   

 
ベナン

   

   

   

   
ペルー

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

ベルギー  

   

   

   

 
ポルトガル  

   

   

   

 

マーシャル

   

   

   

   

マリ

   

   

   

   
南アフリカ  

   

   

   

 
メキシコ  

   

   

   

 
モナコ  

   

   

   

 
モーリタニア

   

   

   

   
モロッコ

   

       

   
モンゴル

   

   

   

   

ルクセンブルグ

 

   

   

   

 

合  計

30 33 1 30 31 4 28 33 4 33 32 1

結  果

否 決

否 決

否 決

可 決

資料提出:日本捕鯨協会

 ※今会合のハイライトは、日本、セントキッツなどが提案した、「商業捕鯨モラトリアムはもはや不必要」とし、IWCの正常化を求める「セントキッツ・ネーヴィス宣言」が賛成33票、反対32票、棄権1票の賛成多数で採択されたところにあります。IWCの拘束力のある決定となるには4分の3の多数が必要とされますが、持続的利用支持国が始めて商業捕鯨の再開に向けて過半数を確保したことは、大きな前進と評価されます。

セントキッツ・ネーヴィス宣言(要約)
第58回IWC年次総会にて採択(2006年6月)

鯨類は沿岸地域社会の維持等に貢献しており、科学的根拠に基づく鯨類資源管理を行わないことが、資源の持続性を危うくする。

国際捕鯨取締条約の目的は、「鯨類の適当な保存及び捕鯨産業の秩序ある発展」であり、IWCは、単に鯨を保護するのではなく、適切な管理により乱獲を防止すべき。

商業捕鯨モラトリアムは、その採択時、科学的必要性が示されていなかった。

モラトリアムはもはや不要。安全な捕獲枠算出方式(RMP)により鯨類資源の持続的利用が可能であることが科学的に合意されている。

IWCは14年間にわたる交渉でも、RMSを完成出来なかった。
RMS・・・鯨類の持続的な資源管理のための改訂管理制度

鯨類による魚の消費が沿岸国の食料安全保障に脅威であり、鯨類資源管理は生態系管理の一環で考える必要がある。

自己中心的なNGOが脅迫を用いて各国の方針を曲げさせようとしていることは容認できない。

資源状況に拘わらず捕鯨再会に反対することは条約違反である。

持続可能な管理方式の採用によってのみ、IWCが崩壊の危機から救われる。

これらを踏まえて以下を宣言する;

IWCが、条約に規定する責務を果たしていないことを懸念し、
国際捕鯨取締条約等の規定に基づき、IWCの機能を正常化し、文化的多様性と沿岸住民の伝統及び資源の持続的利用の基本原則を尊重し、また、資源管理のために科学的根拠に基づくルール作りを目指すことを約束する。

 又、日本は、調査捕鯨等の調査活動に従事する船舶への不当な妨害活動の禁止を求める決議案を、反捕鯨国である、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、オランダと共同提案し、コンセンサスで採択されました。

 さらに、例年提案されていた調査捕鯨中止決議が今回は提出されないなど、IWCの正常化に向けた対話の兆しを含む新たな動きが見られました。

 又、鯨類の持続的な資源管理のための改訂管理制度(RMS)をめぐる交渉が事実上の停止状態にあることから、日本は、持続的利用支持国と連携し、IWC会合外での正常化のための会合を開催することを表明。今回会合中の休息時間に開催された準備会合には、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、スウェーデンを含め37カ国が参加し、同会合を来年1月か2月に東京で開催することで合意が得られました。

 その他の主要議題の結果は以下の通りです。

●南氷洋鯨類サンクチュアリの撤廃

 わが国などから、南氷洋サンクチュアリの撤廃を求める提案を行いましたが、賛成28票、反対33票、棄権4票で、附表修正に必要な4分の3の得票が得られず、否決されました。
 一方、反捕鯨国側による、新たな南大西洋サンクチュアリの設置を求める提案は取り下げられました。

●沿岸小型捕鯨の捕獲枠の設定

 日本沿岸小型捕鯨によるミンク鯨150頭の商業捕鯨捕獲枠を要求し、和歌山県太地町からも演説を行いましたが、賛成30票、反対31票、棄権4票で、4分の3の多数ろ得られず否決されました。

●鯨類捕獲調査

 日本は、現在実施している鯨類捕獲調査、JARPAU(第二期南極海)とJARPNU(第二期北西太平洋)の進捗状況についてプレゼンテーションを行い、各国の理解を求めました。

今後の年次会議

 2007年の第59回年次会合は、アメリカのアンカレッジで5月4日から5月31日まで開催されます。
 なお、2008年の年次会合はチリで開催が決定。2009年の開催地は横浜及びポルトガル(マディラ島)が次回会合での決定に向け立候補しました。

本文、日本捕鯨協会資料提出

昨年(韓国・ウルサン)の会議の様子はここ


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