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IWC年次総会での各国の投票態度
(2007年:アメリカ・アンカレッジ)

 第59回IWC年次総会は、2007年5月28日から5月31日(現地時間)までの4日間、アメリカのアンカレッジで開催されました。同会合には、加盟国77ヶ国(内7ヶ国が新規加盟)うち67ヶ国が参加しました。

 本年度の新規加盟国は、捕鯨推進派のラオス、ギニアビサウの2カ国、反捕鯨派のクロアチア、キプロス、エクアドル、ギリシャ、スロベニアの5カ国です。

 以下、その時の重要議案に対しての各国の投票態度を表にしてみました。

又、特別日本と政治、経済で関係が深いと思われる国をピックアップしてみました。それ以外の国は日本語表記名のアイウ順に並べてあります。

2006年 カリブ海・セントクリストファー・ネービスの会議の様子はここ

【日本と政治・経済で関係の深い国々】
 

南大西洋サンク
チュアリ設定提案
(ブラジル)

捕獲調査自粛クを
求める決議
(ニュージーランド)

非致死的利用を
求める決議
(米、英、豪等16ケ国)

先住民生存
捕鯨枠設定提案
(デンマーク)

SITESとの協力を
求める決議
(イギリス)

国  名

賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権
日本  

 

不参加

不参加

   

不参加

アメリカ

   

   

   

   

   
イギリス

   

   

   

   

   
イタリア

   

   

       

   

オーストラリア

   

   

     

 

   
ドイツ

   

   

     

 

   
フランス

   

   

     

 

   

韓国

 

 

不参加

 

 

   

不参加

中国  

     

   

     

 
ロシア  

   

 

不参加

     

 

※サンクチュアリ・・・聖域、つまり、鯨を捕殺してはいけな海域

 

南大西洋サンク
チュアリ設定提案
(ブラジル)

捕獲調査自粛クを
求める決議
(ニュージーランド)

非致死的利用を
求める決議
(米、英、豪等16ケ国)

先住民生存
捕鯨枠設定提案
(デンマーク)

SITESとの協力を
求める決議
(イギリス)

国   名

賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権 賛成 反対 棄権
アイスランド  

 

不参加

不参加

   

不参加

アイルランド

   

   

       

   
アルゼンチン

   

   

       

   
アンティグア・
バーブーダ
 

 

不参加

不参加

   

不参加

イスラエル

   

   

       

   

インド

   

   

   

   

   

エクアドル

   

   

       

   
オーストリア

   

   

     

 

   

オマーン

   

       

       

オランダ

   

   

   

       

ガボン  

 

不参加

不参加

   

不参加

カメルーン

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

ガンビア

 

 

不参加

(欠席)

   

不参加

カンボジア

 

 

不参加

不参加

   

不参加

ギニア

(欠席)

不参加

(欠席)

   

不参加

ギニアビサウ

 

 

不参加

不参加

   

不参加

キプロス

   

   

       

   

ギリシャ

   

   

     

 

   

キリバス

 

 

不参加

(欠席)

   

不参加

グァテマラ

   

   

   

(欠席)

   
グレナダ  

 

不参加

不参加

   

不参加

クロアチア

   

   

       

   
ケニア

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

コスタリカ

   

   

       

   
コートジボアール  

 

不参加

不参加

   

不参加

サンマリノ

   

   

       

   
スウェーデン

   

   

   

   

   
スイス

   

   

   

   

   
スペイン

   

   

   

   

   
スリナム  

 

(欠席)

不参加

   

不参加

スロバキア

   

   

       

   

スロベニア

   

   

   

   

   
セネガル  

 

不参加

   

   

不参加

セントクリストファー
・ネーヴィス
 

 

不参加

不参加

   

不参加

セントビンセント    

不参加

(欠席)

   

不参加

セントルシア  

 

不参加

不参加

(欠席)

不参加

ソロモン

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

チェコ

   

   

     

 

   
チリ

   

   

       

   
ツバル  

 

不参加

不参加

   

不参加

デンマーク  

 

不参加

   

       

トーゴ

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

ドミニカ  

 

不参加

   

     

 

ナウル

 

 

不参加

不参加

   

不参加

ニカラグア

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

(投票権停止)

ニュージーランド

   

   

     

 

   
ノルウェー  

   

   

 

     

 
パナマ

   

   

       

   
パラオ  

 

不参加

不参加

   

不参加

ハンガリー

   

   

     

 

   
フィンランド

   

   

   

   

   
ブラジル

   

   

       

   

ベリーズ

   

   

   

(欠席)

   
ベナン  

 

不参加

不参加

   

不参加

ペルー

   

   

       

   
ベルギー

   

   

     

 

   
ポルトガル

   

   

   

   

   

マーシャル

 

 

不参加

不参加

(欠席)

不参加

マリ

 

 

不参加

不参加

       

南アフリカ

   

   

   

   

(欠席)

メキシコ

   

   

       

   
モナコ

   

   

     

 

   
モーリタニア  

 

不参加

(欠席)

   

不参加

モロッコ    

不参加

(欠席)

   

不参加

モンゴル  

 

(欠席)

不参加

   

不参加

ラオス

 

 

不参加

不参加

   

不参加

ルクセンブルグ

   

   

     

 

   

合  計

39 29 3 40 2 1 42 2 2 41 11 16 37 4 4

結  果

否 決

可 決

可 決

可 決

可 決

資料提出:日本捕鯨協会

 

 商業捕鯨モラトリアムは不要であると明言した、昨年のセントキッツ宣言採択後、危機感を抱いた反捕鯨国側は、クロアチアなど5カ国を新たに加盟させ、又、グアテマラが反捕鯨へと立場を変更しました。
 持続的利用支持国側は、ラオスとギニアビサウ2カ国が新たに加盟。本年の会合では、持続的利用支持国36カ国(うち4カ国欠席)、反捕鯨国41カ国(うち1カ国欠席)という結果となりました。

 同会議に出席した日本の代表は、帰国後の記者会見で、「誠心正意努力してきたが、現時点で正常化の可能性が見込まれず、IWCへの対応を根本的に見直すことを表明した。今後の対応については、よく分析した上で検討する。ただし、何をするにしても国際的な支持は必要で、志を同じくする国を増やす努力は続けていく」と語りました。

 会合の結果概要は以下の通りです。

●IWCの正常化

 今回の会合では、我が国は「対立の回避」、「対話の促進」の方針で臨み「鯨類の適切な保存と捕鯨産業の秩序ある発展」を目的に設立されたIWCの正常化を求めましたが、反捕鯨国側は鯨の保護を訴えて譲らず、根本問題の解決に進展は見られませんでした。
 現時点ではIWCの正常化の可能性が見込まれないことが明らかとなったため、日本は今後、IWCに対する対応を根本的に見直す可能性が出てきたことを明言。その際、国内関係者から強い要請のある@IWCからの脱退、AIWCに代わる新たな国際機関の設立、B沿岸小型捕鯨の自主的な再開等を示唆しました。
 なお、今年2月に東京で行なわれたIWC正常化会合の結果などを踏まえ、将来を検討する中間会合の設置が決まりました。

●先住民生存捕鯨

 先住民生存捕鯨については、我が国は科学的根拠に基づき、いずれも支持しました。アメリカ、ロシア、セントビンセント、グリーンランド(デンマーク)に対して設定されている先住民生存捕鯨の捕獲枠が更新されました。なお、捕獲枠の拡大を求めたグリーンランドについては、投票により採択が行なわれました。

●我が国沿岸小型捕鯨捕鯨枠の要求

 沿岸小型捕鯨では、日本は、先住民捕鯨と同様の観点でミンク鯨の捕獲枠を要求し、頭数については交渉に応じ、しかも調査枠から差し引いて資源に影響がないようにするとの提案を行ないました。しかし、商業性があるとか、科学委員会で議論していないなどの反対が出たため、提案を取り下げ、さらに科学委員会での捕獲枠設定作業を開始する決議を求めましたが、これもコンセンサスを得られませんでした。
 特に、アメリカは、先住民捕鯨を行なう4カ国中唯一、我が国の沿岸小型捕鯨案に反対し、「自国には認めるが日本は拒否する」というダブルスタンダードが明らかになりました。

調査の妨害活動に関する決議の採択

 2月に南極海でシーシェパードなどの過激な反捕鯨グループによる日本の調査船団への妨害行動がおこなわれました。我が国はニュージーランドとともに、反捕鯨団体による危険な妨害活動に対し加盟国が責任ある対応を促す決議案を提案し、コンセンサスにより採択されました。

致死的調査とCITESに関連する決議では投票に不参加

 反捕鯨国からの条約の主旨にはんするような上記の提案に対しては、日本は反対でも棄権でもなく、投票に不参加という姿勢をとりました。これにより、日本は、こうした提案はいたずらに対立をあおるだけであると抗議を表明しました。さらに、調査捕鯨は条約に基づく権利であると主張し、CITESにかかわる事項をIWCで決定するのは不合理との判断を示しました。

横浜市が開催立候補を取り下げ

 横浜市は、2009年のIWC年次会議の開催地として立候補していましたが、IWCが機能不全であれば招待を躊躇するとし、立候補を取り下げました。

 次回年次会議はチリのサンチアャゴで開催予定です。

 

本文、日本捕鯨協会資料提出

2006年 カリブ海・セントクリストファー・ネービスの会議の様子はここ


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