【山閑堂農園・春】
雪の日がいつもより多く寒い、寒暖を繰り返すが厳しい2月だった。3月も寒く、春を待ちわびる。3月が終わろうとする頃、ようやく朝の室温が20度に迫り、桜の開花が始まる。桜、新緑、青空..いよいよ本格的な春の始まりだ。 |
木蓮よりも高く、そびえる電柱。ここはカササギの巣作りに恰好の場所だ。電力会社とカササギの攻防が繰り返され、時々カラスも参戦する。 |
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桜の花が散るころケヤキが芽吹き、数日で新緑に包まれる。明るい緑の風情を感じる間もなく葉は広がり濃くなる。植木市で買った300円、15pの苗が今は2階屋根を超える大きさになった。数回枝の間伐をするが、低く仕立てるのに失敗し気づいたときには手に負えなくなった。天までは伸びないだろうと静観している。 |
新緑は光に反映し室内まで染める。にわかに窓を開け森林浴も良し。緑はどんどん繁茂し濃くなり空を覆うまでに広がる。夏は強い日差しを遮り、暑さを緩和し清涼をもたらす。雑木林又は藪ともいうが、この書斎からの眺めを最も好み、好むように作りあげた。 |