チェンマイ県メーワン郡バーンガート中高校に建立されている「タイ・ビルマ方面戦病歿者追悼之碑」前にて、先の大戦に於ける戦病歿者の追悼法要を行いました。
この追悼之碑は、「日本兵の遺体が次々に埋められた」と伝えられていた古井戸の上に建立され、その後タイ北部で収集した遺骨も含め約一万八千体のご遺骨が納骨されています。
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有馬康則監事の司会進行に則り、在チェンマイ日本国総領事館総領事 藤井昭彦様に御参列頂き、チェンマイ在住日本人有志の方々、バーンガート学校の里子達も集う有意義な式典となりました。
日本から参加した菅原一晴 副理事長、調 顯量 理事長代理による読経奉献後、ハーモニカの伴奏とともに「ふるさと」を献唱しました。この地に眠る人々が命に代えて守りたいと願った日本に生かされている私たち。先人が愛した「ふるさと」を託され、今の自分が生かされている有難さを思いました。
追悼之碑近くに建立している大梵鐘には、「安らかに」「南無阿弥陀仏」「みほとけの 教へまもりて すくすくと 生い育つべき 子らに幸あれ」という言葉が刻まれています。願いを込めた大梵鐘の鐘の音を合図に黙祷を捧げました。
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