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※駐車場(8〜10台分)

肥前鹿島駅より徒歩10分

〒849-1304
佐賀県鹿島市中村1976

電話 (0954) 63-3798

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温心堂薬局 玄関 >>営業案内

<コラム> 漢方屋の利用について

「怪しげな雰囲気で相談には勇気がいる」、「高価なクスリを言葉巧みに売りつけられ、健康食品まで買わされた」、「健康と金とどちらが大切なのだ!と説教された」、「癌に効く高貴薬があると噂で聞いたが10万円で足りなかった」など、いずれも温心堂へ来店されたお客様の話であり「○○された」という受身の表現が多い。漢方屋は漢方の普及や利用を願いながらも、それに逆行する行為をとってはいないのか。話はそれるが、一般薬のネット・通信販売が禁止され、漢方業界はかつてない打撃を受けた。いままで電話等の相談で当然の如くどこへでも漢方薬を発送していたのだ。漢方屋の面々はにわかに「通販を守る会」なるものを立ち上げ苦境を訴えた。話は戻る、漢方屋で「○○された」お客様はこの話を聞いてどう感じただろう。ネット・通販で買えなくなることを残念がる人ももちろんあるが、同情的に見る人ばかりではない。専門知識を武器に不透明な価格と曖昧な説明で薬を売り続ける漢方屋は多い。「よく効く薬は高価」という観念は薬屋が商売のために作り上げ、自らも信じ込んでしまった果てにある。家伝薬や秘伝薬など薬事法のカテゴリーにはなく、秘密の処方など認められるものではない。医師でさえ、処方箋という形で処方を明らかにするというのに、漢方屋は処方名すら明かさない。理由は単純で愚かなことだ。同じ処方を他の漢方屋で安く買わないよう、意地悪で教えないのだ。これからも高額商品、抱合せ販売、秘伝薬の類が消えてなくなる気配はない。

漢方屋の意識改革は個別に進んでいくものと考えているが、漢方を利用するに際して客も意識の改革が必要であろう。手短にいえば漢方屋の販売のための口上を疑い、疑問を発するところから始めたい。返答に窮するような漢方薬に正当性はなく、秘伝薬や高貴薬と言われるもので効くものは殆どないと断言する。効果があるものは正しく臨床試験の俎上に乗せられ、通常医療で使用されるはずだ。効いたという個別の症例は薬効とは言えない。科学的根拠に欠けるからこそ、偽装のため秘伝、高貴、神薬などの嘘で飾りたてる。「高いものは効く=効くものは高い」という洗脳と呪縛から解放されることが肝要である。漢方薬や生薬については徹頭徹尾、費用対効果で利用して間違いないと考えている。自然に治るものまで治療を求めたり、休息だけで済む疲労にさえ滋養強壮薬を飲むなど論外だ。勧められる治療や薬に関して納得のゆくまで話を聞く、そのうえで高額の薬が必要か、値段が適正か、費用対効果の検討を行う。漢方薬や生薬の守備範囲は狭く、効果も限定的だ。健康維持と軽度の不定愁訴や不調に限って有益かも知れないと考えている。自然だ、体に優しい等の言辞に惑わされず、他に方法はないか検討しながら利用することが望ましい。

 

 

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