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〒869-0233 熊本県玉名市岱明町古閑388番地

コラムcolumn

職員の想い・感じたことを掲載しています

コラム一覧
1 ある日の一人前
2 私の宝物
3 先生と弟子
4 やりがいのある仕事だと感じる瞬間
5 一期一会
6  チームワークについて

「ある日の一人前」


新緑が鮮やかな5月のある日、新人職員Aさんが笑顔で私に話をしてくれた。

先日初めてもらった給料で、家族と食事にいったことを嬉しそうに話してくれた。

Aさんは、4月に学校を卒業し、不安を抱えながらも「早く一人前になりたい」と頑張っている。

良い話を聴いたと思い、ある日、ご利用者のBさんに、Aさんの「初任給で家族と食事」の話をしてみた。

Bさんの返答は、

Bさん「それは家族も喜んだでしょうね。いいわねー。うちの息子は食事一つも連れて行ってくれ

ないのにね〜(笑)

私は「何言っているんですか。毎日のように面会に来てくれるいい息子さんじゃないですか」

「それに早く息子さんみたいに一人前になりたいなーとも職員Aは言ってますよ」

Bさん「そう?私からみればAさんはもう一人前よ」

私「え?もう一人前ですか?」

Bさん「そう、職員さんたちは私たちのお手伝いだけではなく書類書いたり、勉強したり、、、

色々あるでしょうけど、それでも、私たちの隣に座ってくれて、話を聴いてくれて、手を握って

くれて(笑)、『一人前』よ。

その言葉を頂き、私はとても嬉しくもあり、暖かい気持ちになりました。

職員Zより(就業年数 22年目)


「私の宝物」

施設に入居されたAさん。私が担当職員となった。

私は特別養護老人ホームのケアワーカーである。

私の勤務は2交代制で、面会に来られる家族とも会える時間が多くはない。

そんな中ではあるが、ご本人はもちろん。面会に来られたご家族にお会いできれば積極的に

話かけていた。

時が過ぎるにつれ、ご家族からも「あら、今日は勤務だったのね、会えてよかったわ」との

言葉も頂けるようになった。

私はとても嬉しかった。その時のことは今でもよく覚えている。

ご家族とAさんの日常の様子を情報共有の話はもちろんであるが、ご家族のプライベートの話や

時には私自身の話など、多くの事を話せる関係性が築けた。

時は過ぎ、Aさんがご逝去された。とても悲しかった。

私は葬儀に参列させて頂いた。

葬儀から帰ろうとすると、ご家族が私のもとに駆けつけられ、こう言われた。

「色々お世話になりました。ばあちゃんに会えなくなったのも寂しいけど、あなたの顔が見れなく

 なるのも寂しいわ。面会に行った時、いつも、今日はあなたが居るかしら?と楽しみにしていた

 のよ。」

私はその言葉を頂いて涙が溢れでた。

今もその言葉はAさんとご家族と過ごした大切な思い出であり、私の宝物となりました。

職員C(就業年数 8年目)


「先生と弟子」

私はたいめい苑のデイサービス就職しました。

その中で、忘れられないある利用者との出会いがあります。

そのご利用者は、90歳の女性で、私が入職したときにはすでに利用されており、利用から1年ほど経過されていました。

90歳にもかかわらず、背筋はきちんと伸びており、足取りも元気が良く、体操やレクリエーションでは負けず嫌いな一面もありました。そのご利用者が、一番得意としたことが「日本舞踊」でした。

行事があるときには踊りを披露され、多くの場を盛り上げておられました。

私はあるときより、着物の準備や片付けをお1人でされているため、大変ではないだろうかと思い、準備や片付けを手伝うようになりました。初めは、着物のたたみ方も知らない私に、一から十まで丁寧に教えてくださり、徐々に一人でも着物をたたむことができるようになっていきました。

手伝っているときには、彼女の踊りを習い始めたときの頃の話や着物の着付けの資格を取りに言ったときの話など、たくさん話をしてくださり、私も彼女との片付けの時間がとても好きでした。

年末、デイサービス忘年会が近づき、私にも何か踊りを一つ教えて欲しいとお願いすると、彼女は次の利用日には一緒に踊る踊りを考え、教える準備をして来られていました。「あなたからのお願いだから張り切って考えてきたわ」と、初心者でも踊りやすいように、音頭ものを教えてくださり、彼女と私にもう一人職員を加え、3人で踊りを披露することができました。

そのことをきっかけに、踊りも教えていただけるようになり、

「こんな歳になるまで踊りを踊っていられるとは思わなかったわ。そして、あなた達に踊りを教えるのも楽しい。たいめい苑ではあなたが一番弟子になるわね」

とやさしく話をしてくださったことを覚えています。

その後、骨折などで入院された後も、彼女自身ももう一度踊りを踊りたいと、半年後の敬老会を目標にリハビリを頑張っておられました。

敬老会になり、半年振りに彼女は踊ることができ、以前と変わらぬ姿を見せてくださいました。私自身も、彼女から教えていただいた踊りを一曲披露することができました。

緊張し、練習どうりにはいかない踊りでしたが、「とてもよかったよ。今までで一番良かった」と自分のことのように喜んでくださいました。私は、自分が踊りを披露したことよりも、彼女が半年振りに踊りを踊ることができたことが嬉しく、これからも彼女が踊るのを見ていたいという思いがありました。しかし、彼女はその後、体調を崩し、敬老会が最後の踊りとなってしまいました。

私は、彼女と出会い、利用者と職員の関係だけでなく、お互いを尊重し、信頼しあえる関係をつくれたと思えることが、今の私に大きな力となっています。

利用者とそんな関係をつくることが私にもできるんだと教えてくださった彼女は、踊りの先生というだけでなく、仕事を続けていく上での大事な先生であり、これからも先生に恥じることのない弟子でありたいと思っています。

職員A(就業年数 6年目)


「やりがいがある仕事だと感じる瞬間」

介護の仕事と言えば、とても大変なイメージを持っている方が多いと思う。

実際に働いていて大変だと感じることは、BPSD(行動・心理症状)が強い方がご利用され、対応するにも落ち着かれず、混乱し徘徊され、時には大声を出したり、暴力行為があったりと、どうすると良いのかわからず悩むことがある。。

しかし、この仕事は、チームケアであり、多職種協同である。

一人で背負うこともなく、一人で悩まず、周囲と相談・協力しながら、よりよい対応方法を模索している。

上手くいかなければ、再検討するという過程を繰り返し、実践を行っていく。

その過程の中でケアがうまくいったとき、本人や家族にカタルシスが生じたときなど、

私自身も幸せな気持ちになる。

また、ご利用者より、「あなたがいてくれて安心、幸せ、ありがとう」と言われた時。

当たり前の事をしているのに、こんなに感謝される幸せな仕事は他にないと思う。

職員V(就業年数 7年目)

「一期一会」

私が「たくさんの人と出会い、経験できることを大事にしたい」と大切にしている言葉です。

子供のころから高齢者の方に話しかけられることが多くあったこと、習い事などで、色々な世代と

交流があったことが、この仕事を選んだ理由です。

学生時代には「介護の仕事に向いていない」と言われたこともありました。しかし、ある人から

「向いてないと言った人を見返せるぐらいになりなさい」との言葉を頂きました。それが、現在まで

繋がっています。

「介護の仕事なんて大変だね」とよく友達からも言われます。確かに色々と大変なことはありますし

きれいな仕事ばかりではありません。

それでも、ご利用者より「ありがとう」と感謝される嬉しさと、誰かに感謝する大切さを学びました。

今後も一つひとつの経験をきっかけにして、これからも精神的にも技術的にも成長したいと思います。

職員B(就業年数 6年目)


「チームワークについて」

サッカー日本代表MF本田圭佑がブラジルW杯出場を決めた際の記者会見で「個の力をどう高めるか」という日本代表の課題を指摘していました。

記者の質問に対し、「シンプルに言えば個だと思います。(中略)結局、最後は個の力で試合が決することがほとんどなので。日本のストロングポイントはチームワークですが、それは生まれ持った能力なので、どうやって自立した選手になって個を高められるかというところです。」

と本田選手の一言で現場の和やかムードも一変して緊張した雰囲気に変わっていったのを2年前の記憶で鮮明に覚えており、印象に残っています。

この本田選手の言葉はサッカーだけではなく、自分の仕事にも置き換えて考えたら納得できる部分があると感じました。

決して周りの輪を乱すのではなく、自分の力を向上させ、

その人がそこにいると、その感化力で周りの人が少しだけ元気になって少しだけ輝きを増すような、「集団の

パフォーマンスを高める知識と技術」が今の社会の場では求められているのだと思いました。

そうなれるように努力したいと思います。


職員P(就業年数 11年目)



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