NPO慧燈通信

令和元年(佛暦2562年・西暦2019年)
− 奨学金伝達式報告 −



 バーンガード学校奨学金伝達式(令和元年6月18日) 
 

仏像・ワチラロンコン国王陛下・タイ国旗に対する奉献、タイ国歌・日本国歌斉唱、学生による歓迎の踊り、参列者紹介、学校長挨拶の順に式典が進みました。

学校長より慧燈財団に対する感謝状を頂きました。

奨学金授与

在チェンマイ日本国総領事館 松本 洋総領事様よりタイ語と日本語で
奨学生へ激励の言葉を頂きました。また、奨学金も授与して頂きました。
阿部泰平 副領事様より奨学金の伝達
里親の皆様からお預かりした奨学金をひとりひとりに手渡ししました。

里親会 山口会長が久しぶりに伝達式に参加されました。里子への奨学金授与。伝達式の様子を記録した素敵な写真を多数ご提供下さいました。

バーンガード学校の学生等集合写真

里親と里子の面談。留学生のウィロード君、タイ理事の息子さんなどを介して歓談しました。

元留学生のイッサラ君も手伝いに来てくれました。彼らがいてくれるのは、本当に有難く、心強いです。


 チェンマイ県奨学金伝達式(令和元年6月19日) 
 

受付をする里子達。先生が引率し、チェンマイ県内31校から集まりました。
ハンカチ・ボールペン・ハブラシ・くし・せっけん等をセットにして渡しました。バーンガード学校・メーホンソン県の里子達全員にも手渡しました。
 
里子の写真を撮り、里親さんへの手紙を預かります。
 
通訳を介して里親と里子の面談。日本語学校卒業生も手伝いに来てくれて感謝。
 
ガイドのトサポンさんも通訳を務めて下さいました。チェンマイでいつもお世話になっている頼もしいガイドさんです。

チェンマイ県の学生等集合写真
 2019年5月4日にワチラロンコン国王陛下の戴冠式が行われたことに合わせて4月から7月までの4ヶ月間、タイ国民は出来るだけ黄色い服を身に着けるように呼びかけられていました。(国王陛下が生まれた月曜日のシンボルカラーが黄色だからです。)学校の先生など公務員は黄色い服を身に付けていました。
 
 メーホンソン県奨学金伝達式(令和元年6月21日) 
 

伝達式はホンソンスックサー学校の職員会議室で行いました。
メーホンソン県内22校の学生が集まりました。
 
民族衣装を着ている里子さんもいます。

奨学生だったピラポン君。伝達式に参加し、いつも協力してくれています。

クンユアム学校の日本語教師とメーホンソン県在住日本人の方も通訳をして下さいました。ありがとうございます。
 
 
 おかげさまで、皆様からお預かりした奨学金をタイの里子達に無事、伝達して参りました。

 里子達は、家計を日雇い労働で賄っている家の学生が多く、学校が休みの時には、手伝いやアルバイトをして家族の負担を減らす努力をしながら学校へ通い勉強しています。素朴な笑顔が素敵な里子達。その姿に触れ、心洗われる思いがします。
 平成7年、バーンガード学校の6名の学生に奨学金を支給したことから始まった慧燈財団の奨学金支給活動。平成9年からは教育里親制度により、多くの皆様からご協力頂くようになり24年がたちました。これまでに、のべ6,881名へ奨学金を支給することができました。
 来年度は25周年として、原点であるバーンガード学校においてチェンマイ県の奨学金伝達式も合同で行うべく準備を進めていきたいと考えています。





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