ある里子からの手紙(2019年)








≪ある里子からの手紙≫
(一部抜粋、修正)

 2019年6月18日

 尊敬している里親様へ

 2015年から今年まで、奨学金を支給してくださり、ありがとうございます。
お陰様で勉強することができて、家族の負担を減らすことができています。
頂いている奨学金を勉強のために使っています。勉強道具、見学、寮費などに使っています。奨学金を頂いている奨学生として一生懸命勉強を頑張り、そして、相応しい態度をしなければならないと思います。
 私の家族は6人います。父はずっと前に亡くなりました。私は母と兄弟と一緒に住んでいます。私の村は森の中の小さな村です。私の村は6軒しかありません。6軒とも父側の親戚で、皆が同じ苗字です。村の皆は親戚なので、同じ家族のように助け合って、生活しています。
 私は4人の兄がいます。2人の兄は結婚して、家族を持っています。2人の兄は実家で母の面倒をみて、農業をしています。弟はチェンマイ市内のシーソーダーお寺で、お坊さんになりながら、勉強しています。2人の兄はそれぞれ2人の子供がいます。
 皆には自分の生活があるから、私は迷惑をかけたくないので、できるだけ、勉強しながら仕事をしています。食堂で料理を運ぶ仕事をしたりしています。
 奨学金を支給してくださり、本当にありがとうございます。
これからも一生懸命勉強を頑張り、奨学金を勉強のために大事に使います。
 チェンマイのドイステープ寺院とクルーバーシーウィシャイ先生のご加護があり、里親様とご家族のお幸せを祈ります。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
尊敬を込めて



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