ある里子からの手紙(2017年)




≪ある里子からの手紙≫

 私は、高校3年を勉強しています。中学1年生から慧燈財団の奨学金を支給して頂いて、本当にありがとうございます。お陰様で、安心して勉強することが出来ています。頂いている奨学金を学費や制服や勉強道具などに使っています。私の家族は、母、祖父、祖母と私です。家族の大黒柱の父が亡くなりました。祖父は障害を持っているので、働くことが出来ません。祖母は日雇い労働をしています。母は仕事がありません。家族の経済が厳しいです。私は高校を卒業したら、ナレースワン大学を受験して、看護師の勉強をしたいと思っています。将来、看護師になりたいです。
 夢を実現できるように頑張ります。学校の生活は毎日楽しいです。私は学生委員会ですから、学校の色々な行事に参加し、先生の仕事を手伝っています。学生委員会の仕事と勉強を一生懸命していること以外に、慧燈財団の奨学生であることが私の誇りです。奨学金を支給してくださり、本当にありがとうございます。心から感謝しています。
 里親様とご家族はお元気ですか。私はテレビでよく日本を見ています。日本はとてもきれいな所ですね。いつか、機会があったら日本へ行ってみたいと思っています。
 里親様とご家族の皆様のお幸せとご繁栄を祈ります。里親様のご親切はいつまでも忘れません。




≪ある里子からの手紙≫

 こんにちは。奨学金を支給してくださり、本当にありがとうございます。この奨学金は私にとって、とても役に立っています。私と家族は里親様に感謝しています。頂いている奨学金を制服、勉強道具、月極送迎バス代(月に700バーツ)などに使っています。
 私の家族は4人になりました。2人のおばさん(母のお姉さん1人と母の妹1人)私とおばさんの娘です。2016年4月8日におじさんが亡くなりました。母の妹の小おばさんは短大の2年生会計専門を勉強しています。姪は中学2年を勉強しています。私は専門学校の3年を勉強しています。母の姉の大おばさんは持病を持っているので、たくさん働くことがあまりできません。だから、家族に収入があまりありません。
 今は雨期ですから、私と小おばさんはトウモロコシを植えています。収穫したら、その分は私たちの昼食費になります。土‐日時間があったら、家で勉強しています。毎週試験があります。学校の先生が優しいです。勉強が分からなかったらいつでも優しく説明してくれています。友達も仲良くて、私が悩む時や悲しい時に友達がいつもそばにいてくれます。皆がよくて、助け合っています。どんな問題があっても友達が一緒に解決してくれています。


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