【山閑堂農園・冬】


この冬2回の積雪を見る。12月に予想外の積雪があり、1月大寒頃も厳しく冷たい雪が降る。わずかな積雪だが凍結し滑る。2月には春のような温かさがしばらく続き、これで冬は抜けたかと感じさせた。2月下旬から3月に少し寒くなるが、2020年に次ぐ過去2番目の暖冬を記録した。

 

落葉樹、常緑樹を問わず強剪定を行う。10月からスタート、10数年ぶりの大仕事になり、休日ごとに少しづつ片付けていく。膨大な量の剪定クズが生まれ、太い枝は切って薪にする。葉や小枝は薪ストーブで燃やし時々焚火もした。樹々に覆われていた畑は、向こうの景色がみえるほどスカスカになる。

 

手前は焚火の灰だ。30分から1時間ほどで燃え尽きたころ、トタンで覆い放置する。炭火のような残火は徐々に燃え尽きて3日ほどで完全にサラサラの灰になる。思い切った剪定を終え、畑には多くの日差しが降り注ぐ。

 

切り落とした庭木は積み上げておく。10月から続いた作業は年明けてほぼ終わり、2月には薪ストーブに入るくらいの長さに切りそろえる。写真の3倍くらいの量の薪に変わり、次の冬のための備えとする。

 

 

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