【山閑堂農園・冬】


例年に増して雪が降り、4〜5回の積雪を見る。寒い日が多く、カワセミの日といわれる穏やかな冬日の記憶はない。何度も寒波が押し寄せ、一週間の長きに渡って居座ることしばしば。晴れの日も風が強く寒い。休日は畑へ出る気力も失せ薪ストーブで暖をとり、読書で過ごす。降雪量は最高で10cmを記録した。

 

夜間の吹雪は窓を震わせ、シャッターの揺れる音で目覚める。夜が明け日が昇るとすがすがしい。晴れても風が強く寒い。昨年、10年分くらいの剪定を終えたので今年は樹木に関わる作業はほとんどない。なぜか風の日が多く、落ち葉を集めての焚火は2〜3回。芋の収穫に恵まれたので、焚火で焼き芋を試みる。アルミホイルで包み、残火に放り込み2時間、芋の最高の調理法だ。

 

陽だまりにメジロの訪問。警戒心が強く、いままで標準レンズでは撮影できなかった。秋に望遠ズームレンズを購入し、ようやく捉えた。来季はもっといい画像を撮りたい。

 

室内温度25度、春のような室内から望む雪景色は格別だ。数センチでも積雪があると人々の移動は止まり、来客もない。ありがたいことに、ネットからの注文は天候、昼夜、日祭日に関わらず頂戴する。ネットを始めた頃は想像もしなかった。買い物カゴもなく自動返信メールもない稚拙なホームページではあるが、ネット通販をやっているつもり。いちおう厚労省のサイトに正式に登録している。

 

 

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