メガドライブ・ゲームレビュー(アドベンチャー)


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   タイトル評点
サイオブレード60点
ふしぎの海のナディア69点
スイッチ85点
夢見館の物語81点

サイオブレード
宇宙船の探査がメインとなるアドベンチャー。

随所にビジュアルが登場するが、それ程目を引くものでもない。また、青い髪をした青年(名前忘れた)と、2人の女性キャラのうちの1人が、早くも物語から外れてしまい、主に活躍するのが主人公、ヒロイン、そして船長を含む見分けのつかない黒人3人(メチャメチャ問題発言だなぁ)なのでキャラ的にも何だかあまり魅力がない。

オマケでシューティングゲームがついているが、大して難しくもないし、面白くもなかった。

何か不満ばっかりたれてしまったが、ここでフォローもしておこう。ゲーム中にアイキャッチが1回だけ流れるが、あの出来だけはよかった。タイトルがグルグルと立体的に回ったりパンしたりするのだ。

それから、気になることを一つ。確か説明書だったか… その中で主人公とヒロインのイラストがあるが、どうしても2人しかいないのに、あるはずのない腕が出ているものがあった。一体どーゆーことだ!
ふしぎの海のナディア
ナムコが作ったナディアのAVG。

主人公はジャンなのだが、どうも画面全体のグラフィックがファミコン(スーパーじゃない)並で、メガドラをナメてるのかナムコにそのくらいの技術しかないのか、どうとればいいのか分からない出来になっている。

内容も、少々強引な感じがする。エンディング自体も悪くはないのだが、やっぱり全体の感じは何だかなぁ…と首をひねりたくなる。うやむやになってしまったが、ハッキリ言って原作の持ち味を生かしきれてない、ということだろうか。
スイッチ
主人公のスラップくんが、世界中の狂ったスイッチを直すために、ゲームの中に入り込んでマザーコンピュータにアタックするゲーム(こんな説明でいいのかなぁ…)。

内容は、画面に現われるスイッチを押していくと別の画面にワープしていく感じで、はずれのスイッチを押すとバカバカしいギャグが飛び出す。その手のギャグにハマる人にとっては宝の山のようなソフトだ。

このゲームは演出・喰始、音楽・谷啓、協力・ワハハ本舗という結構豪華なもので、効果音は全て人間擬音(フリック・ケント)を使用していて芸が細かい。

難易度もマッピングすれば必ず解ける(しなくても解けるが…)程度で、普通の人なら気が向いた時にやるのが一番楽しめるだろう。事実妹でさえも適当にやっていたら解けてしまった。しかし、ある場所で間違ったスイッチを押すと世界の建造物が壊れるという落とし穴もあったりする。

セーブもできるが、最初の画面に強制的に戻される時、セーブデータまで書き替わるのは意外とキビしい。ま、それぐらいはないとね。
夢見館の物語
少年が、蝶にされた妹を館の中から救い出すゲーム。

館全体がポリゴンで描かれていて、本当に館の中を歩いてるようだったが少し自由度が低い。

ヒントなんてのもあるが全体的に不親切で、どうも後味が悪かった。そういう部分の調整は難しいので仕方ないと思うし、キャストが割と豪華だったので許そう(どういう理論なんだ)。

おかしいなぁ… 結構すごいゲームのハズだが、書くことが無くなってしまった… どうしよう…