メガドライブ・ゲームレビュー(シューティング)


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    タイトル評点
スペースハリアー283点
ジノーグ87点
カース79点
シルフィード85点
サンダーフォース368点
LHXアタックチョッパー55点

スペースハリアー2
メガドラ創成当時に発売されたゲームで、マーク3版に比べると、背景に敵や弾を描き込むといった荒技を使わなかった分だけ見やすくなっている。難易度はマーク3版よりは簡単になっている。見やすいからなんだろうか?

BGMは爽やかであるが、少しコクが(何だコクって?)足りないところがある。また、前作より悪くなった点は、敵にインパクトがなくなってしまったところだろう。

しかし、ビンズビーンがボスキャラで出て来たのには驚いた。倒し方が分かったら5秒で(しかも1発で)倒せるし…

マーク3版では裏技扱いになっていた、ジェット変身や、難易度切替等が標準装備されているのは賛否両論だろうと思うが、結局あったらあったで、明るみに出てしまうものだから最初からあった方がいい…と、僕は思う。

最後にパッケージを見て一言… ハリアー、老けたな… すっかりオジサンだぞ。
ジノーグ
某兄貴ゲームの元ネタになったゲーム。

グラフィックはなかなかの出来で、何となく変で退廃的なムードを漂わせた敵がジャカスカ出て来る。内容としては結構歯応えがあり、5面の後半は敵の攻撃がメチャクチャ辛くなっている。でも、4面の中ボスは弾の多さの割には意外と避けられるんだよね♪

5面は魔物の腹の中という設定になっていて背景が気持ち悪いぐらいにグログロ(分かっているとは思うけどグルグルとグロテスクの合体語)と動くのだ。しかも、面全体はメチャクチャ難しい。

そんでもってストーリーは翼族が敵を倒しに行くというもので、シューティングとは関係なさそうで、結局はシューティングなのである。いつも思うけど、シューティングにおいてプロローグなんて無意味だよね。

それから、このゲームは中ボスの方が面ボスよりも強い場合があって何とも変なゲームバランスだ。でも、そこが好き…
カース
いきなり自機の動きがカクカクしてて動かしにくかった。

1面はラクにクリアできるけど、2面からいきなり難易度が上がっていて一回死んだりすると後に立て直すのがかなり辛くなったりする。一つリズムを間違うとあっという間に奈落の底につき落とされる感じだ。とりあえずはクリアできるのだが、結構覚えゲーに近いものがある。

でも、割と好きだったんだよね、このゲーム… お気に入りは4面のボスのジボノフとかいうロボット。途中で飛行形態に変身して突っ込んでくるんだ! やっほう!
シルフィード
ゲームアーツがかつてパソコンで出していたゲームのリメイク。キャラや背景が全てポリゴンで描かれていて、リメイクという域を越えまくっている。

実際は平面的な縦スクロールなだけだが、ポリゴンのせいで疑似立体に見えて余計に難しくなっている。でもポリゴンって、結構見にくいんだよね、プレイしてると。

途中に音声がカットイン(しかも英語)したり、8面では左右から無数のビームが飛び交う中(でもほとんどは当たらないのでご安心を…)で戦ったりして臨場感に溢れている。ビームマニアにはたまらないぞ!(何なんだビームマニアって?) 要所要所にはフルポリゴンのムービーも入っていて豪華な出来になっている。

敵の出現などの演出もかなり凝っていて、まさにシューティングの殿堂にふさわしい出来だ。でも、ちょっと難しすぎるかな… 実力では最終ボスのところに行きつくのがやっとだもん…
サンダーフォース3
人気シリーズサンダーフォースシリーズの第3弾。グラフィック・システム共に結構な出来になっているが、今一つ内容が難しい。

そもそも、敵の出現が卑怯すぎるのだ。そのせいで、覚えゲーと化しているのは勿体ないところだ。後は、流れが少し早すぎるかな…
LHXアタックチョッパー
ヘリで与えられた任務を遂行していくゲームで、半分シミュレーション的要素がある。

でも、実際は行って戻るだけ、というものが多い。ヘリはLHXとアパッチの2種類から選択可能で、ポリゴンで描かれたフィールド内を移動する。

操作は割と本格的で、説明書を読んでおかないと、何が何だかよく分からなくなってしまう。ホバリングだけで一苦労…というハメにも陥った。

シルフィードの時にも書いたが、ポリゴンって、粗いと本当に見にくいんだよね。