マスターシステム・ゲームレビュー
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ファンタシースター
セガ初にしてマスターシステム最大のオリジナルRPG。ストーリーは、アリサという15歳の少女が兄の仇のラシークを倒す物語である。
まず、このゲームが異色だった点は、主人公が当時としては珍しく、少女だったことだ。そして、宇宙旅行が可能な世界で剣が武器として成り立ち、魔法を使える人々がいるということだ。そうした、SF色の強いRPGは最近でもあまり例を見ない(本当かよ?)。
ストーリーもよく練り込まれていて面白かったし、伏線の張り方も絶妙だった。ここで、苦労談をしよう。4人仲間を揃え、ルベノ号も造ってもらったのはいいが、ルベノ号がどこにあるか分からなかったのだ。タネを明かしてしまえば左端で通せんぼをしていたプーのおっさんのところを突っ切ると、「ルベノ博士がいいというんなら通ってもいいよ」というような会話とともにルベノ号のところまで行けるようになる。しかしそれを知らなかったばっかりに、他にやり残してるコトはないかとメデューサを倒しに行ったんだなぁ。
対メデューサ戦では、ルベノ号に乗ってモタビア星に来てから手に入るペルセウスの盾がないと一撃で石にされ、倒すのはほぼ不可能になっている。しかし、それを僕は倒してしまったのだ、2度も。まず、アリサはフレエリで攻撃、ミャウとタイロンは通常攻撃、ルツはヒューンで攻撃といったパターンで倒したと思う。メデューサの石化攻撃がかかる理想的な順番は、当時の弱い順、つまりタイロン、アリサ、ミャウ、ルツの順である。それも、全員の攻撃の後に限られる。そうなるように何度も試行錯誤していったのだ。繰り返すこと数十回、遂にメデューサを倒したが、その後に間髪を入れずにマンチコートが現われたのだ。僕はその時、マンチコートがルツの使うマジックのテレパスでお友達になれることを知らず、ドアを背にしていたので逃げられず、じわじわとやられてしまったのを今でもハッキリと覚えている。そして、またやり直すこと数十回、またもメデューサを倒して今度は無事にメデューサの塔を脱出した。その時に手に入れたラコニアンアクスの切れ味は苦労したこともあり、格別だった。しかしそれでもパルマ星から出られず、色々とさまよってみた。ルツにムオーデを覚えさせ、バヤマーレの塔に行ったりもしたが状況は全然変わらなかった。しかし、ある時ガシコの村(ルベノ号がある村)で左に突っ切ると… 後はご想像におまかせします。この後の展開は、レベルもメチャクチャ上がっていたこともあり、非常にラクでした。ガスクリア無しでソピアの村(毒ガスの中にある)まで行ったしね。
それから、ライトセイバーの切れ味と効果音はカッコよかったなぁ。言い忘れてたけど、勿論このファンタシースターはFM音源対応なので、やっぱり音がメチャクチャいいっ! 特に好きなのは、ラストダンジョンのBGMかなぁ。張りつめた空気というものをうまく表現していると思うんだけど。
最後に、このゲームのウリでもある敵の攻撃シーンなども当時としては革命的だった。迫力を出すために、画面上に出てくるのは一体だけだったんだけどね。最後の最後に疑問なんだけどレベルを最高の30まで上げたら、どうしてミャウは弱くなるんだろう…(もしかして老化?)
覇邪の封印
一応形式的にはセガ初となるRPG。だが、これは移植モノなのだ。というわけで、ファンタシースターにその座を明け渡す形にはなったが、ゲームとしてはなかなかのものだった。
このゲームはマークIII以外にも色んな機種に移植されているが、マークIII版が出来が最高とする意見は多い。敵のグラフィックもマークIIIというレベルからすれば申し分ない。さらに音楽においてはFM音源対応となっているので迫力の音楽が楽しめる。丁度、覇邪の封印をやってる時にFM音源ユニットが手に入ったのだが、そのレベルの違いはまさに革命的だった。町のBGMが何かハワイの音楽のように聴こえ、思わず「アロハ〜」と口走ってしまった(実話)。それ程いいBGMだったのだ。
そろそろ本筋に入ろう。えっと、ゲーム内容は異次元とを結ぶ扉の鍵となる覇邪の封印を取り返しに異次元の総司令官のテラリンを倒すという話だ(随分簡単だな…)。仲間は、自分を含めて4人でゲームの展開上、どうしてもこいつらを集めないと先には進めない。まぁ、お約束だね。
魔獣を倒すと金がもらえたり、キバがもらえたりする。さらに知名度も上がる。知名度はいい人たちを倒したりすると下がってしまったり、魔獣の中にも地元獣といって希に倒すと知名度の下がるものもある。知名度が下がるとどうなるかというと、村に入れないこともあったりして色々と不都合が生じる。
そういや白の導士というキャラクターがいるが、こいつは名前からして倒してしまうと勿論知名度が大きく下がってしまうのだが、話すと高い確率で体力を回復してくれる。そこで、こいつに会ったら死ぬ寸前まで痛めつける。そして話しかけるのだ。体力は回復するし、経験値稼げるしで一石二鳥だ。ここで気をつけてもらいたいのが、今の知名度がマイナスだと話しかけても白の導士に攻撃されるだけで終わってしまう。さらに、弱った導士を攻撃する時にメディアで攻撃するとたまに会心の一撃を出して倒してしまったりするので、これも気をつけよう。
他にも色々とハイテクはあるのだが、薬を24個まで持てる(通常は20個まで)技はもはや常識だよね。
ファンタジーゾーンII オパオパの涙
ファンタジーゾーンの続編。FM音源対応で、これもBGMが素晴らしくいい。特に3面のBGMなんて最高だ。でも、FM音源対応ソフトって、何故かFM音源でない部分はいつもよりBGMが貧弱なんだよね…
内容は、数倍にエリアが膨れ上がったファンタジーゾーンでのオパオパの活躍を描いているシューティングゲームで体力制になっており、簡単にはやられないようになっているが、敵の攻撃もそれに伴い容赦がなくなっている。7面なんて鬼のようだ。
体力の最高値を上げるには、レッドボトル、体力の中身を上げるにはブルーボトルが必要になっていて、それぞれが隠しショップにあったり、ボトルだけ隠してあったりする。レッドボトルは2面、3面(隠しショップ)、5面(隠しショップ)、6面(隠しショップ)、7面、ブルーボトルは3面(隠しショップ)、4面、5面(隠しショップ)、6面(隠しショップ・隠れキャラ)にある。結局何を言いたいのかというと、ブルーはともかく、レッドは全部ゲットすべし!ということだ。
さらに他の隠しアイテムとしてクロックがある。これは、時間制限の武器の使用時間を30秒延長するという夢のようなアイテムだ。3面、5面、7面に隠れているが、最も重要なのは7面での使い方だ。7面のボスはハッキリ言って強い。多分、このゲーム1強いだろう。しかし、ファイアーボールがあれば、一撃で葬り去ることができる。しかし、ファイアーボールの使用時間は10秒しかないのだ。もう、お分かりだろう。ファイアーボールが切れる前にクロックをゲットしておいて、すぐにボスを倒しに行けばいいのだ。さらに続く8面でも効果は続き、手際がよければ8面でのボスキャラ軍団も全員倒すことも可能だ。これがあるとないとの差は、天地程に違うので絶対押さえておきたい。夢のノーミスクリアがかかってるんだから。
1との対比だが、ワープゾーンを取り入れたことによって、基地を全部破壊しても自分のタイミングでボス戦に突入したり、ショップに入れることができたのはすごくいいことだと思う。1の時は、ボス戦でやられると、ボスを倒すまで標準装備で挑まなくてはならなかった。他はともかくdzデノローマは倒せないだろう…標準装備では。それから、オパオパのスピードが全体的に遅めになっていて、標準装備だとどうしても不自由さを感じる。そのために、ロケットエンジンでも制御しきれる速さ(遅さ)になってしまった。いいことなのか、悪いことなのか…
それから、基地やボスを倒すとコイン以外に紙幣をもらえるが、ヒラヒラしてるんだな、これが。それで取るのに右往左往したりしているのを端から見ると完全に金に踊らされてて何だか哀れになってきたりする…
ファンタジーゾーン
セガの誇るファンタジーシューティングのパイオニアである。
ファンタジーゾーンを救うオパオパの活躍を描いている。敵を倒すともらえるコインを貯めて、オプションを買って、自分を強くしていきながらクリアしていくゲームだ。こう考えると、かわいい割に随分と即物的なゲームだ。教育に悪いな(笑)。このゲームにはとんでもない裏技があって、エンジンを全部買うと時間制限武器が無制限に使えるのだ。やたら高くて速くて使えないロケットエンジンにはこういう意味があったのだ。というわけでエンジンが全部揃うころになる4面あたりから、オパオパがいきなし強くなる。セブンウェイが効かなさそうなウルトラ〜(中略)〜トットも至近距離から弾を浴びせると簡単に倒せてしまう。
後の展開は、敵に当たらないようにセブンウェイを撃ちまくれば簡単に8面までいける。8面ではヘビーボム2個を買えば、ボスまで倒せる。うーむ、何てベタな倒し方なんだ。
スペースハリアー
マークIII初の2メガソフト(だったよね?)。敵とかのグラフィックはいいのだが、キャラのほとんどを背景に描いているために、周りにカクカクとしたものが映ってしまい、そこはどうしても減点の対象になる。
ゲーム的には弾の出の少なさ以外は問題無い。スペハリをやりたいがためにマークIIIを買ったという人がたくさんいたらしいが、それも頷ける出来だ。内容としてかなり難しいが、コンティニューがあれば何とかクリアできるレベルだ。最終ボスのハヤオーは背景や自身の体に紛れてかなり弾が見にくくて大変だったけど…
アレックスキッドのミラクルワールド
ラダクシャンの王子アレックスキッド(通称アレク)が、自分の国を救うために冒険するアクションゲーム。
アイテムとしてスコパコサイクルやプチコプターといった乗物が登場するのが当時はすごく斬新だった。敵の対決はジャンケンでつけるというのも特徴的だ。後半になったら、ジャンケンに負けた敵が実力行使で襲ってきたりするが…
キャラクターも豊富で、そのため、キャラによっては出番が少なかったりする。タツゾーというタツノオトシゴの姿をしたキャラは隠し面に行ってしまうと1度も会えないという、半分幻のキャラだったりする。
難易度的にはさほど問題はないが、特定のアイテムが切れるとクリアするのが無理な場所が多いのはちょっと…とは思う。ちなみに、アレクの兄のイグルはもちろんあのピットポットの主人公のイグルである。だからやられパターンが一緒なのか…
ザ・プロ野球ペナントレース
’86年度版のデータを主に使ってる野球ゲームだが、’87年度に入って来た外人選手も登録してある。
この年の外人といえば、そう、(せーのっ)赤鬼ホーナーだ! ところがホーナーを使っても裏技を使わない限り、ほぼ100%敬遠される。他にも、落合がちゃっかりと中日にいたりする。
バッティングはピッチャーの斜め後ろから見た視点になっていて、ヒッティングするとトップビューの走塁シーンに切りかわる。これはPCエ◯ジ◯で出てたパワ◯リ◯グの原形となっている。
代打はホームランが出る一発長打、確実にヒットを打つ強打者、バントでも内野安打にしてしまう俊足の3種類がある。ピッチャーの決め球も色々あって、フォークやスライダー、SFF、シンカー、パーム…他にも江川専用のラビットもあって面白い。中にはストレートという決め球もあるが無意味以外の何物でもない。
リーグ内のチームに勝つと、日本シリーズに突入し、それに勝つとさらにアメリカ大リーグ選抜チームとの対決になる。このアメリカチームはハンパじゃなく強い。殆どがホームランバッターなのだ。さらに裏技で、名球会チーム(1人プレイでCPUチーム選択時に左3回右2回レバーを倒す)やマンガチーム(同じ様に左5回右5回)との対決もできる。ファン必見だ! こいつらもアメリカチーム並に強い。特に星(もちろん飛雄馬)は決め球で消える魔球を投げる。
他にはホームランコンテストやオールスター(落合は何故かパ・リーグにいるが)も楽しめる。勿論2人プレイもできる。僕は巨人ファンなので、いつもGチームを使っているが…
スーパーワンダーボーイ
まず、全機種用のものと比べるとハッキリ言ってレベルが違いすぎる。
グラフィックは全然問題ないし、面の数も全機種用が5つに対し、40もある。敵やワナのパターンも豊富でコンティニュー(無限)がないと、まずクリアは不可能だろう。
半分覚えゲーの感もあるが、それでもやっぱり面白い。各面に現われるドール(岩の中に隠してあるものもある。岩にオノを投げるとすり抜けるのだ)を全部取ると、10面に進めるが、ちょっと量的にキツいよね。容量は1メガだけど、2メガぐらいありそうな内容だったし…
このゲームでは、意味もなくスケボーでどこまで行けるか…という記録に挑戦したこともあった。1面でスケボーを取り、あれよあれよという間に4面までいってしまった。このままボス戦に突入するのか?と思った瞬間、ある地点で突然スケボーが強制消去されてしまった。このまま戦っても面白かったのにぃ。残念。
ロレッタの肖像
何とこれは、メガソフトなのに全機種対応という珍しいソフトなのである。
御存知シャーロック・ホームズが活躍する本格推理アドベンチャー。これを買うために、闇に消えていったソフトも少なくない。しかし、これは確かにその価値はあるソフトだった。
内容はというと、まずホームズが画廊から盗まれた絵を取り返してほしいという依頼を受ける。ホームズは捜査を開始して、遂にその絵の作者の家で絵を見つける。しかしそれには訳があって…といったものである。
このゲームでは、ホームズの射撃やバイオリンの腕も見ることができる。だが、ストバードの家は分かり難かった。シナリオや話の展開は全然問題はないんだけど…ねぇ。
マスターズゴルフ
クラブの数が増えたり、スタンスを変えられたり、とかなり現代の形に近いゴルフ。
しかし、どうもこれらのシステムはあまり意味がなく、中途半端な感じがして僕は好きになれない。画面切替えも遅いし… 大体遠近感がつかめないのだ。それにもっとグラフィック的に「これだ!」というものを見せて欲しかった。
スケバン刑事II
2代目スケバン刑事(南野陽子が演ってたやつね)麻宮サキがお京、雪乃の仲間と共に大活躍する話(本編知らないから、随分曖昧な説明です…)。
戦闘シーンでは勿論ヨーヨーで闘うことになる。敵は普通、斜め攻撃ができないのでこっちさえ斜め撃ちができれば勝てる。さらに、戦闘前には鉄仮面装着もできて一定時間無敵になったり、あるアイテムを取るとお京や雪乃が助けてくれたりする。
他にも謎解きがいくつかあって、ある謎解きに失敗するとゲームオーバーになる。この謎解きは結構不親切かつ意地悪なので、戦闘よりもこっちの方が難しい。最後に地下迷宮で手に入れた黄金の鉄仮面が攻撃したりするが、その意味も分からなかったりする。結局謎を残したままゲームはエンディングに突入するのだ。攻略本にもその辺のボヤキが書いてあったし…
グレートバスケットボール
国別対抗のバスケゲーム。全部で8ヵ国で、例に漏れず日本もある。
特にフェイクとかの技が用意されているわけではなく、半分玉入れのようなものになっている。さらに混戦になると、敵味方の区別がつきにくい。ボールの奪い方も、スティールとかがないので、ファウルの誘い合いで奪うのがメインになる。ジャンプもできるが、シュートする以外には使えず、シュートやパスを防いだりするのには使えなくなっている。
勝ち抜きモードでは、相手チームとの点差がこっちのボーナスポイントになり、ステータスが増えるのだが、あんまり意味はないんだよね。とにかくこれはバスケと考えると痛い目を見ます。マジで。
ザ・サーキット
始めに言っとくけど、僕はレーシングゲームがキライだ。何故かという理由は特にないんだけど、僕にはどうしても体が受け付けない。それならなぜレーシングゲームを持ってるかというと、マスターシステムを買った時にオマケでついてたからなんだよね。
さて、ゲームの解説に入ろう。このゲームはその名が示す通り、サーキットの中をF1マシンで走るというゲームだ。またも簡単な説明だが、気にしないでくれ。単にこのゲームが嫌いなだけだから。僕は、1周走っただけですぐに終わってしまう。単にラップタイムが悪くて続けられないのか、それとも1周だけで本当に終わりなのかはよく分からない。持ってる人がいたら(いるのか?)確かめてくれ。
それにしても、ちょっとぶつかっただけでマシンがいきなり全壊はないだろ? しかも、マシンとコースの路幅が狭いので、クラッシュしまくりだし… 唯一の救いはこれがオマケだったことだな…
麻雀戦国時代
4人打ちと2人打ちができる麻雀ゲーム。2人打ちだとトーナメントモードになる。メンバーはやっぱり麻雀ゲームには定番のどっかでみたキャラばかりである。
この時代にしては、演出が凝ってて、音声やサイコロ振りや牌の出方がなかなかいい。難易度やルールもある程度調整できるし。
不思議のお城ピットポット
主人公のイグルがルーニー姫を助けに魔女が落した魔法のハンマーを持ってピットポット城を冒険するゲーム。
城の中はトップビューで、ブロックが周りのブロックとつながって宙に浮いている状態になっている。だから、ハンマーでブロックを壊して周りから孤立させるとそのブロックが消えてしまい、何もないところでハンマーを振るとブロックは全部復活する。ハンマーを駆使して姫を助ける3大アイテム(聖水、十字架、指輪)を見つけて姫を救い出すとクリアとなる。
各部屋は迷路状につながっていて、4、16、36、64と部屋数も増えてくる。3大アイテムも出現条件があり、ある特定の場所の宝を取ったり、ブロックをある数以上壊したり、ハンマーを角で何回か振ったりと様々である。
レベルがビギナーでもかなり難しいが、ファンは意外と多い。テディーボーイブルースキャラの隠れキャラもいる。
スパイVSスパイ
スパイとその敵のスパイが任務遂行のために仁義無き戦いを繰り広げるゲーム。
機密文書、お金、カギ、パスポート、それらを入れるバッグを無数の部屋の中から探し出して飛行場への出口を見つけてトンズラするといった内容である。
2人が同じ部屋の中でハチ合わせしたときは、殴る蹴るのバトルになる。さらに、ドアや物影に電気バケツや爆弾を仕掛けて相手を倒す(時間が経つと復活するが)こともできる。
このゲームの好きなところは、キャラクターがコミカルなところだ。相手が罠にかかったり、飛行機に乗ろうとする時に自分がケケケケケとせせら笑うのだ。もう、何だか某「♪仲良くけんかしな」状態である。難点は、もう少し格闘シーンにアクション性を持たせたかったところだ。まぁ、ほとんど負けないけどね。
ゴーストハウス
お化け屋敷の中にいるドラキュラを倒すという内容のアクションゲーム。
一面の中に5体のドラキュラがいるが、そいつらはとんでもなく強い。矢を16回踏んだら一定時間無敵になったりする技もあったりするが、それでも内容的にはかなり辛く、よっぽどこういうものが好きな人でないと全面クリアは難しい。
僕も1面クリアするのがやっとだった。今はどうかな? またやってみようっと。
テディーボーイブルース
サイコロのような箱の中から出て来る色々な怪物を、銃で撃ってミクロ化させて体当りして倒すガンアクションゲーム。
キャラクターがとにかく可愛くて、女の子でも楽しく遊べるんじゃないかな、と思うが内容は結構キビシイ。3面から出て来る獅子舞のような敵(確かオシシとかいう名前だったと思う)は動きが速くてゲームでも一番強いのだ。他には、壁や天井などを這い回るイモリンや、人間型のアオマスカラス、目玉に当てないと殻にとじこもるデンデン、編隊で跳ね回るダルマンとピョーン、動きはのろいが8発立て続けに撃たないとミクロ化しないのったり等の敵キャラの個性も実に豊かになっている。そのため、アレクやピットポット、スケバン刑事IIなどにもこれらのキャラが隠れキャラや敵として出没する。
また、止め撃ちを防ぐために、一定時間止まってるとその場所の床が焼け落ちるシステムもゲームに程よいスリル感を与えている。サターンでリメイク+αすると、かなり楽しめるんじゃないかな?
コミカルマシンガンジョー
主人公のジョーが、ボスのコルドバやその手下たちと銃撃戦をするゲーム。
コルドバや手下はこっちに向かって正確に弾を撃てるが、ジョーは操作の都合上5方向にしか弾を撃てないし、一番手前のラインしか動けない。それでもこっちがやられる時のポーズはさすがにコミカルという名がつくだけはある。
ある条件を満たせば隠れキャラが出たり、コルドバが正体を現して女子高生になったり(セーラー服と機関銃というネタらしい)する。出て来る時のBGMは「セーラー服を脱がさないで」のパクリだが…
倉庫番
パソコン等ではお馴染みのゲーム。知らない人のために説明すると、倉庫内の荷物を点のある場所に全て並べると面クリアになるパズルゲームだ。
主人公は荷物を1個だけしか押すことしかできず、引くことはできない。こんな無能なヤツが何故アルバイトをやってけるのかはともかくとして、5、6面位なら連続して解いてもいいが10面以上ぶっ続けで解くと、何だか胸焼けがする変なゲームだ。
ザ・キャッスル
捕らわれの姫を助けにラファエル王子が城の中を冒険するゲーム。キャッスルエクセレントの移植版で全機種対応だ。
部屋の数は全部で100あり、基本的に全部の部屋を回ることになる。アクションというよりは、アクションパズルといった要素が強い。
カギの使い方を誤ったり、ブロック等を壊したりすると2度とクリアできないところがあったりしてかなり手厳しい。でも、やっぱり全100部屋という点が一番厳しいかもしれない。無限コンティニューにはなっているが、それが余計に地獄を見せることになる。さらにセーブできないということが、それに輪をかけている。だって、未だにクリアできないんだよ…
オセロ
ツクダオリジナルが作ったオセロゲームで、僕は実はオセロが弱いので、一回も勝てないんだな、これが。しかもレベル1で。
レベルの方は5段階あって、レベル3まではヒント機能がついている。さらにゲーム終了後はプレイバックをすることができ、自分の好きなところから再開することもできる。本当に、当時としてはよくできてるよ、ね。
フリッキー
母鳥のフリッキーがネコの追跡をかわして子供たちを家に連れ帰るアクションゲーム。
フリッキーはトンカチやビールジョッキなどの投げアイテムを投げて2匹の猫に対抗する。面の数や種類は色々あってなかなか飽きさせないが、実は1面が結構単純そうで難しかったりする。
それはいいのだが、シーソーから弾き出される子供たちを受け止めるボーナスステージは初めて見る人には難し過ぎると思うぞ。大体、シーソーであんな動きができるか!?
ハッスルチューミー
面の中にある食べ物を全部取って帰ると面クリアになるアクションゲームだ。主人公のチューミーという空き缶を武器にするネズミを操る。
当然、敵もいて、ゴジラみたいなのや、猫にワニにコウモリ、そしてお庭番の格好をしたオニワマンというキャラも出てくる。僕は何だか語感的にオニワマンとゆーのが気に入ってしまった。それからこのゲーム、コンパイルが作ってるんだよね…
ボンジャック
主人公が空中を飛び回って爆弾を回収するゲームだ。
一つの爆弾を取ると、別の爆弾に火が点く。火の点いた爆弾は、普通のものよりも回収した時の点が高いので、高得点を狙うには正確なコース取りが必要とされる。
ロードランナー
穴を掘って敵を埋めて金塊を取っていくというお馴染みのゲーム。ファミコン版に比べるとグラフィックも貧弱で画面も1画面しかないが難易度は色々とあって良い。
敵の出現位置をコントロールしたり、時間差を使った穴の掘り方など結構ハイテクを使ったりする。全部で80面ある。流石に全部クリアしたのはキツかったが…
チャンピオンアイスホッケー
セガのゲームには珍しい、アイスホッケー物。敵チームの強さは、アマチュア、セミプロ、プロと3段階に分かれている。
やり始めた頃は、アマでもかなり苦戦していたが、得点パターンを覚えると、面白いように点が取れる。アマの場合は、試合開始後10秒ぐらいで点がとれてしまう。かなり、てれっとしていても点が取れるので、当時はこの時のシュートをテレットシュートと名付けていた。今にして思うと変な名前である。
2人プレイの時は、ハイレベルになるとキーパーさばきが上手くなってなかなか点が入らず、キーパーが取れないシュート(ゴール端でもう一方の端を狙うように放つ)の撃ち合いという次元になってしまう。
このゲームにも裏技があって、4点差以上で勝つとチアガールが現れたり、各ピリオドの終わりに10点差以上をつけると掃氷機が文字を残していったりする。
チャンピオンプロレスリング
世界王者の座を目指し、5人の覆面レスラー(都合上、5つ子という設定)と闘うというプロレスゲーム。
操作性がメチャメチャ悪く、並の神経ではやってられない。動ける範囲も狭く、端に追い詰められてソバットでもされたら絶対にかわせないのだ。
フォールをはねのけるのは連射なので、連射ユニットがあれば、最悪でも負けはしない。しかし、ワールドチャンピオン相手には時間切れ引き分けが精一杯で勝ったことはない。
チャンピオンゴルフ
セガ初のゴルフゲーム。
平面的なゴルフゲームでグラフィックやシステム等で貧弱な面はあるが、逆に言えばシンプルでとっつきやすい。これは家族全員で遊べた唯一のゲームだ。
ショットの方向は、自分とキャディーを結ぶ線上で決まる。割とチップインも決まりやすい。ホール数は全9ホールだが、各ホールとも個性がある。1、4、5、6、9がミドルホール。2、8がロングホール、3、7がショートホール。特に7はホールインワンが狙える。
僕の最高は12アンダーだ。誰か抜ける人いる?(てゆうか、今でも持ってる人いる?)