メガドライブ・ゲームレビュー(シミュレーション)


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       タイトル評点
スーパー大戦略78点
アドバンスド大戦略 −ドイツ電撃作戦−88点
シーザーの野望67点
三國志282点
三國志385点
三国志列伝 〜乱世の英雄たち〜91点
蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史81点
天下布武 英雄たちの咆哮79点
天舞メガCDスペシャル43点
ポピュラス87点
エアマネジメント285点
太平記89点

スーパー大戦略
メガドラ初のシミュレーションゲーム。戦闘シーンも良く出来ていて、好感が持てる。さらに裏技で隠しユニットがあったりして色々と楽しめる。隠しユニットの最新武器は脅威だが、次に紹介する「アドバンスド〜」の隠し武器の核爆弾は、やはりやりすぎだと思った。でも、地形がHEXで少し不自然に分けられているのがちょっと気になるところかな… 

このゲームのBGMはいかにもメガドラ初期を代表するようなBGMなのでファンとしてはなかなか懐かしいです。
アドバンスド大戦略 −ドイツ電撃作戦−
いきなりのあのアドルフがしゃべるオープニングには参ったが、戦車マガジン(そんなのがあるとは知らなかった)の協力を得て作られたデータは見事としか言いようが無い(と言っても第二次大戦当時なので全然分からないが)。

ユニットが経験値を得て進化するシステムもいいし、何よりもあの戦闘シーンがリアルでいい。内容は、文字通りドイツ軍が周辺諸国に侵攻しまくるといった内容だが、実は僕自身があまりやり込んでいないため、あまりコメントができなかったりする。

一応、ゲームとして割り切ってはいるが、僕が第3帝国の考えに賛同できなく、感情移入しないのも理由の一つかもしれない。とりあえずクリアはしたが、エンディングを見てちょっとガックリした。確か、「こんな帝国が長い間続くはずがない」とかいう内容だった。そんなのってありか?

評点の方は一応クレームというか、反論がありましたので折半という形で88点に上げました。以上っす。
シーザーの野望
シーザーの戦いを描いた異色のシミュレーション。戦闘は全てリアルタイムで、部隊にはそれぞれ役割分担がされていて、戦闘・工作の向き不向きがある。

シナリオの間に入るビジュアルには別に文句はないが、シナリオが4つしかないのと、倒した敵が何度でも甦るのはやめてほしかった。
三國志2
光栄がメガドラで初めて出した三國志。システムに関しては一通りのことは入っている。一騎討ちもあるが、戦争の始めに一回だけしかないので寂しい。

シナリオは全部で6つあり、それぞれに個性がある。BGMは地域ごとに変わり、特色があって良い。戦争はHEXを取り入れているが、どちらかというと物量戦になっているので、戦略性は薄い。

人物の顔は、主な武将以外はモンタージュ方式で作ってあるが、確か孫瑜と馬忠の顔は全く同じだったような気がする。この2では最低ステータスを持つ武将として曹豹という武将が出てくるが、この件でこいつはマニアから後々までクローズアップされている。可哀相なのか、幸せなのかよく分からないが…
三國志3
まず、2と違うところは文官と武官の役割がハッキリとされ、国に名前がついたり戦場が新たに加わったりしているところだ。他にも外交で様々な交渉ができるようになり、戦闘も陸戦・水戦と分かれている。

戦闘についてさらに詳しく言うと、2では1回の戦闘の最初だけに行われた一騎討ちが何回でも出来る(さらに色々とセリフをほざく)ようになり、攻城戦がリアルになり、部隊を装備によって、騎馬隊や弓隊(もちろん遠隔攻撃可)などにすることもできるようになった。でも、戦場はちょっとうざったいところがあったな… マニア心をくすぐることはくすぐるのだが…

自分の好みの武将を作ったりできるシステムも目新しい。軍師のアドバイスも仰ぎやすくなっていて、軍師になる条件を満たしていれば、何人でも軍師にさせることができる。

また、僕はMEGA−CD版を持っているのだが、効果音が入る度にいちいち生音を出すのはやめてほしかった。アクセスで処理が止まってしまい、時間がかかるからだ。頻繁に使う音はPCMで十分だ。その代わり、イベントシーンをオリジナルアニメーションで作る…といったサービスを見せてほしかったな。MEGA−CD版にはサントラ盤のBGM等が入っていて(ゲームプレイ中では流れない)このBGMがメチャメチャいい出来なのだ。多分、シリーズ1だと言ってもいいだろう。特に国力第2段階の曲は絶品だ。

さらに大容量を生かし、武将ファイルも入っている。これは能力別に検索することも可能になっているスグレモノだ。他にも各シナリオにオープニングが入っている(もちろん動くし、しゃべる)し追加シナリオとしてシナリオ0の黄巾の乱が入っている。劉備や曹操、袁紹などが何進たちの配下にいるため、戦いの進め方ではこいつらを全部自分の手足として動かすといった夢のようなことができるようになる。ちなみに孫堅パパはその時には君主として既に独立してるので無理だったりする。

他にも一定条件を満たすとイベントが起こったり、武将以外のキャラクターが訪ねてきたりすることもある。帝からの密勅がきたりもするのだ。僕は趙雲のファンなのだが、3ではステータスの総合値が周瑜と並んでトップなので妙に嬉しかった。さらに言わせてもらうと全ステータスが80以上なのは趙雲だけなのである。趙雲バンザイ!
三国志列伝 〜乱世の英雄たち〜
セガから出たオリジナルの三国志。まず目を引くのが一騎討ちがアクションになっているところだ。アクションとしてはそこそこだが、これによって腕さえあればかなり不利な状況でも戦いをひっくり返すことができる。応用技としては、一騎討ちで相手の体力をギリギリまで減らして説得をするとかなり忠誠度の高い武将も寝返ってくれるというハイテク(自分で発見した)がある。

他にもよく知られているのでは、兵力0で訓練をしてタダで士気を上げたりといった技がある。後の方の展開になると完全に勝負が見えてくるので丞相や大将軍を生産するために必死に商業値を上げて(こうすると文官値(いわゆる経験値)が上がる)たなぁ。

また、他の都市の商業値を上げる為に資金を豊かな都市から輸送する時、どうしても一万づつでは距離も金も足りないので、機動力が高い武将を行軍モードで使って輸送隊の代わりにしてました。こうすると大量の金(武将1人当たり2万5千)を早く運べ、武将の武官値(いわゆるこれも経験値)も上がり一石三鳥! しかし、こんなことをやっても自己満足できるだけであまり意味はないんだよね…

このゲームには統一後の国の状態に応じて統一度という値が与えられ、この値の大きさでEDが3つあるのだ。
蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史
これはチンギス・ハーンがモンゴルを統一し、さらには世界へと舞台が広がっていくという壮大極まり無いゲームで、世界編では色々な国の君主が登場し、気候や文化も違ったりして地域色が豊かになっているのが特徴。

さらには子供を作って活躍させられるのがこのゲームの最大のウリだ。ところが、困った事があって自分以外は殆ど自由に動けないというこのゲーム最大の欠点があったのだ。戦争に出すにもいちいち指示を与えなければ出ないし、また逆に勝手に戦争に出て、勝つのならいいのだが、負けてきたりする。ひどい場合は討ち死にしたりもする。弱いくせに反乱は起こすは、その国の名前が笑えるはでもう、やっさもっさ(?)である。

というわけでこのゲームは君主自らが最前線に出てとにかく自分で上手く戦って(部隊数温存や掠奪パラダイス等)いくのが一番の攻略法だと思う。そういう点で、やはり君主はチンギスハーンにした方が安心してプレイできる。後は、各国の領主には自分の親族や子供達を配していくのが一番信頼がおける。

ちなみに子供の名前の付け方は色々あって、自分で付けるのがやはり一番楽しい。LUNARのキャラ名で付けたこともあったし、戦隊物の名前も付けたりした。后は北条政子がベストのようだ。イェスイも捨てがたいが… 特に、成人(10歳)して能力がオールAの武将になった時は喜びもひとしおだ。そんな時に限って体力が低かったりするが…
天下布武 英雄たちの咆哮
ゲームアーツの歴史シミュレーションゲーム。タイトルが示す通りに舞台は戦国時代である。HEXによる戦闘で、部隊の攻撃ごとになかなかリアルな激突のグラフィック(飛ばすこともできる)が出る。しかし、基本的には数が多い方が勝つ、という感じであまり戦略性はない。内政もあるのだが、これもどうも消化不良になっている。ただ、朝廷工作(朝廷に金を貢いで位をもらう)があるのはユニークだった(あくまでユニークなだけ…)。

後は、どんな大軍団でも一気に本州を縦断してしまうデタラメな機動力は賛否両論だろう。CD−ROMの力で武将数は1000人を越す(顔のグラフィックも全部別物!)らしいが武将のステータスが25段階なのは、何故だろう。もう少し細かくしてほしかった。
天舞メガCDスペシャル
珍しく、正史をもとにした三国志で、僕個人としては非常に期待していた。しかし、CDを使っているくせにウィンドウシステムなどという高級品を使っているために反応が遅い、その上使い勝手も悪い。

リアルタイムなのは別に悪くないが、その他のゲームシステム自体が分かりにくく最初に何をやったらいいのか分からない。武将が沢山いて、正史特有のマニアック武将が出て来るのは嬉しいが、ステータスが16段階(気持ちは分かるが…)にしか分かれていないし、それにやっぱり何よりも趙雲のステータスが低いのは我慢ならない。それだけで、このソフトは万死に値する(んなムチャクチャな…)。

こう文句ばっかりたれていても健康に悪いので少しはいいところも見つけよう。まずは、音楽がいい。CDを使っているのも勿論だが音楽のセンスが良く、曲数の少なさも気にならない程だ。オープニングテーマも雰囲気がよく出ている。さらにCD−ROMの必殺技とも言える画像取り込みによる動画もバッチリ入っている。映像は中国で制作された実写ビデオシリーズから取り込んだもので、各シナリオのオープニングにも別々の映像がシナリオ解説とともに流れていて豪華になっている。

こうして見ると、本来のゲームがお粗末で余計なところだけは豪華だよなぁ。本末転倒の本当にいい見本。ま、こういうのもいいか…
ポピュラス
このゲームは自分が神となり、善良な種族と邪悪な種族を戦わせ、善良な種族を勝利に導くリアルタイムシミュレーションだ。

とは言っても、多分仕事の大半は土地の造成に追われるという土木作業ゲームになってるが… でも、僕はこういうちまちまとしたゲームは好きだったりする。RPGのレベル上げとか…

とにかくこのゲームは、自分が騎士を作って敵を破壊しまくるのは、少し気持ちいいが敵に騎士を作られて同じことをされると、これほど頭にくるものはない(あんたワガママやね)。

また、面クリ後には次の面へのパスワードが表示されるが、その面の面数をパスワードの代わりに入れてもその面から再開できてしまうという裏技とも何ともつかない「正直者がバカを見る」的な技が存在する。まったくとんでもないゲームだ。
エアマネジメント2
航空王を目指すシミュレーションゲームの第2作。シナリオは4つの年代に分かれていて、それぞれのシナリオに時代の名機たちが登場する。とは言っても僕は飛行機マニアではないのでよくは知らんが…

勿論、ただ飛行機を飛ばせばいいというものではなく、都市によって様々な関連事業があるので、うまくバランスをとった経営が大切だ。最初のシナリオあたりは、本社都市を欧米におくのがいいが、後のシナリオでは断然東南アジア、それも東京に本社を置くのがベストだ。もう、それだけで勝ちが決まってしまうと言ってもいい。

さらに、都市間の友好度も気を配った方がいい。2000年以降では、ヨーロッパの殆どがECに統合されてしまうのだ。実際の歴史ではまだまだ先は長そうだ。

最後に、僕は自分でプレイする時は「ケンジグレート」という会社名にしている。どうでもいい話をしちゃったな…
太平記
鎌倉時代末期を舞台にしたシミュレーション。NHK大河ドラマのゲーム化である。

内政はなく、戦いのみで話が進んでいく。間にはストーリーも入って、真面目にメッセージを読んでいくと、歴史を全然知らなくても話を理解できるので意外とのめり込める(本当か?)。

シナリオは足利帖と楠木・新田帖に分かれている。最初はどちらも(別方面で)鎌倉幕府を倒す話になっているが、その後は歴史の示す通りに南北朝に分かれて戦うことになる。足利帖はそのままクリアすると、史実のままのエンディングになるが、楠木・新田帖は最後(湊川の戦い)に足利尊氏を倒すと勿論エンディングが違ってくる(確か新田義貞が征東将軍で楠木正成が征夷大将軍になったと思うけど、逆だったかな?)。

一騎討ちは三国志列伝のように、アクションになっている。トップビューからの弓の射ち合いと刀での斬り合いの2タイプ。

個人的にはこの作品、一般的にあまり馴染みのない南北朝のことに興味を持たせてくれたいい作品だと思う。ドラマ、観たくなっちゃったし… ただ、楠木・新田帖でやるとのっけから最初のシナリオで最大のピンチになっているぞ(笑←笑い事じゃないぞ)。

それにしても、北畠顕家はかっこいいね。出番少ないけど。